江戸時代から天草陶石や高浜焼といった陶磁器で栄えてきた地区で、陶磁器産業を根付かせてきた上田家の建物「旧庄屋上田家」や、和洋折衷の昭和初期時代の館「旅館白磯」は共に国登録有形文化財となった歴史的建造物が色濃く残っている地域です。


今回は、その中でも景色の美しい【十三仏】をご紹介します。


【十三仏】


天草町高浜にある「十三仏」は、昭和31年に指定された雲仙天草国立公園区域にあり、東シナ海を眺望できる景勝地です。


十三仏という地名は、近くに四国八十八ケ所の札所でもある「十三仏堂」があることから付近一帯を、十三仏と呼ぶようになったと言われています。


天草西海岸の突端にあり、天草灘の波に洗われた海食岸が発達し、断崖が切り立ったようにそびえて立つ豪壮な外観となっています。


十三仏岸壁


十三仏岸壁



十三仏からは、南に「白鶴浜」、北に「妙見浦」、遠くは「富岡半島」、長崎県の「野母崎」を望むことができます。


また、秋から冬にかけて空気の澄むこの時期は、西海岸に沈む美しい夕陽を見ることができますので、ぜひ高浜までお越しください。


十三仏からの夕日


十三仏からの夕日

 


※現在白鶴浜から十三仏に登る市道は全面通行止めとなっています。本渡方面からだと、国道389号線高浜トンネル手前を右折してお越し下さい。


【お問い合わせ先】


 高浜地区振興会事務局 TEL:0969-42-1125



有明地域の楠甫地区では、水田の裏作として約13haに菜の花を栽培しています。毎年、1月中旬から2月中旬には、辺り一面が菜の花の黄色いじゅうたんで彩られ、一目見ようと県内外から多くの方が訪れます。


菜の花写真①


また、本地区には昔から地区の氏神様として八つの神様と三つの観音様が祀ってあり、祭りもそれぞれの集落で受け継がれてきています。そうした氏神様を後世に伝えていくとともに地域資源として有効に活用するため、菜の花の景観を生かした「くすぼ菜の花と神々の郷ウォークラリー」を実施しており、今年度は27日(日)に開催します。地元農水産物の販売、ウォークラリー道中でのおもてなし、お楽しみ抽選会、モチ投げなど、多彩な催しを実施しますので、ぜひご参加ください。


詳しくは楠甫地区振興会ホームページ(http://hp.amakusa-web.jp/a1123/MyHp/Pub/)をご覧いただくか楠甫地区振興会事務局(TEL0969-54-0547)へお尋ね下さい。


地区住民みんなで“おもてなし”いたしますので、ぜひお越しを!


 菜の花写真② ウォークラリー写真


~上島と下島を結ぶ町“志柿”~


 志柿地区は、旧本渡市の玄関口にあたり、島原湾を見渡す海岸線に広がる海と山に囲まれた、人情味豊かな町です。


 海岸線では普賢岳を見渡せる、気持ちのいい撮影スポットがいくつもあり、地区の南側の焼野地区では、不知火海に浮かぶ島々を見渡せる絶景ポイントもあります。


 瀬戸地区の金毘羅宮までは遊歩道が整備され、天草市内が一望できる頂上を目指す「さくらウォーク」も開催されます。


金毘羅宮からの眺め


 

  地元の主な特産品は“デコポン”“天草晩柑”“ポンカン”などの果物が中心となっており、県内でも珍しい熱帯果実の“ドラゴンフルーツ”を栽培されている方もいらっしゃいます。


 また、志柿地区内には「とれたて市場」があり地元の農家さんが栽培された野菜や果物、そして手作りまんじゅうなどが所せましと並んでおり、連日お客さんで賑わっています。


道の駅デコポン


 お天気のいい日はぜひ、自分のお気に入りのスポットを探しに、志柿町に遊びに来てみませんか!



棚底地区は、天草市の東側に位置し、北に天草最高峰の「倉岳」がそびえ、南に不知火海に浮かぶ島々を眺めることができる風光明媚な地区です。


近年、地区内に点在する「防風石垣」や「こぐり」(農業用地下水路)を歩いて回るヘルスツーリズムが盛んで、多くの観光客が訪れています。防風石垣は、冬場の強烈な北風(倉岳おろし)から住居を守るため地元の自然石を利用して人の手で築かれたもので、他に類を見ない棚底独特の風景ということで、市外からも多くの人が写真撮影などに来られています。


【防風石垣群】


防風石垣群


専門家からの評価も高い防風石垣群やこぐりは、地区在住の市ボランティアガイドや地区振興会長などの解説を聴きながら巡る「石垣巡り」も大変好評で、去る118日にも棚底探検ウォークとしてウォーキングイベントのコースに取り入れました。


なお、天草市倉岳支所横に開設されている「めいどサロン天草壱號店たなそこ吉野屋」でも毎月第3日曜日、もしくは事前申し込みがあればガイドをお願いできますので、ご興味のある方は是非ご利用ください。


また毎月第3日曜日には、倉岳トレイルクラブによる定例登山会も同時開催されています。


倉岳トレイルクラブは、5年間で登山道の整備を地道に続けられ、各地の登山家の評判を呼び、この度、倉岳が天草市唯一の九州百名山に復帰することになりました。


空気が澄んだ気候の良いこの時期に、是非多くの皆様の登山をお待ちしております。なお、登山の際は登山口に設置してあるポストに登山届のご提出をお願いいたします。


【倉岳山頂】


倉岳山頂


 【問い合わせ先】


  天草市倉岳支所まちづくり推進課まちづくり係 TEL:0969-64-3111



新和町碇石地区は人口約250人、高齢化率50%を超える地区ではありますが、『質にこだわる元気な碇石づくり』をモットーに元気いっぱい地域づくりに取り組んでいます。

今回は碇石地区の一大イベントである『碇石ふるさと祭り』と『竹あんどん』をご紹介します。


『碇石ふるさと祭り』

今年は、12月6日(日)9時から碇石地区コミュニティセンターで開催します。

内容は、


赤ちゃん土俵入り   イノシシの丸焼き

『赤ちゃんの土俵入り』    『イノシシの丸焼き(試食のみ)』


大根収穫の様子  大根写真

『ひと袋詰め放題“大根収穫祭”』   『今年も順調に育っています!』


碇石のふるさと祭りといえばこれ!というほど、毎年大好評の大根収穫祭です。

大根引っこ抜きファンの皆さん安心してください。今年も順調に育っていますよ!

引っこ抜いて、尻もちついて、笑って大にぎわい!たくさんの大根を袋一杯に詰め込みましょう!

今年も皆さんの参加を心よりお待ちしています。


『竹あんどん』

大晦日に、地域の活動グループ『きばろー隊』が作成した竹あんどんを碇石十五社宮・正教寺に設置し、美しいやわらかな光で寺社を優美に演出します。

ぜひ、幻想的な空間を体感しにお越しください。

竹あんどん 竹あんどん②


☆お問い合わせ先☆

碇石地区振興会事務局(TEL:0969-46-2448)

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