本渡北地区は、天草市のほぼ中央に位置し、良好で機能的な都市空間と、豊かな自然が共存した、利便性が高く大変住み良い地域です。


また、各地区に伝統ある地域行事が残っており、世代間・地域間の交流が図られています。


 


今回は、地区の中央を流れる広瀬川、その両岸に咲き誇る美しいつつじをご紹介します。


  つつじ写真

 


 昭和50年に今釜区、広瀬区の住民が植えて以来、長年にわたって維持管理を行っており、平成25年には、美しい景観づくりの取り組みが評価され、「くまもと景観賞」を受賞しました。


また、両区では、満開の時期にそれぞれ「つつじ祭り」を開催しています。


  今釜区つつじ祭り①

  今釜区つつじ祭り②


【今釜区つつじ祭り】



焼きそば、豚汁、おにぎり、ポップコーン、わたがしなどがふるまわれ、子どもたちだけではなく、お年寄りにも好評でした。今年は小学生や家族連れなど約400人が参加しました。


 

広瀬区つつじ祭り②

広瀬区つつじ祭り①

 


【広瀬区つつじ祭り】



今年は初めてウォーキング大会を行い、つつじを眺めながら広瀬区周辺約5キロのコースを楽しんでいただき、ゴール後には豚汁、おにぎりで歓待しました。


毎年4月の下旬に見ごろを迎え、満開の花を咲かせます。みなさん是非おこしください。


宮南地区は、新和町の南部に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな地域です。

 

竜洞山からの眺望


天草下島の東海岸300mの山頂にある「竜洞山」からの眺めは特に絶景で、360度のパノラマを望むことができる「展望所」からは、不知火海や天草、鹿児島の島々が一望できます。

 朝日・夕日ともに美しく、宮南地区の宝となっています。

 

 また、竜洞山には「楊貴妃伝説」が残っており、楊貴妃を乗せて天に昇った竜が棲んでいたと言われている「竜の穴」が数ヶ所残っています


竜の穴①

 

「竜の穴」については、こんなエピソードも・・・。

 

「むかし、あるお坊さんが穴の中がどこへ通じているか確かめようと、にぎり飯を中にころがして犬を入れた。犬は落ちていったにぎり飯を追って暗い穴の中に走り込んだきり戻ってこなかった。

数日して、その犬が本渡市(現天草市)亀場の瀬戸の海からぽっかり出てきたという。

また、島原の原城へ通じているとも伝えられている。・・・」 

           (熊本の伝説 熊本の風土ところより)

 

一体、どこへ繋がっているのか・・・。

確認することはできません・・・が、神秘的な楊貴妃伝説が語り継がれる“宮南地区”へ是非お越しください!!

 


 二浦地区振興会では、「一人一人が支え助け合い、自然とふれあう活力あるまちづくり」をテーマに、世代間交流グラウンドゴルフ大会や自主避難訓練、自然環境保全活動など、さまざまな活動に取り組んでいます。


グラウンドゴルフ 自然環境保全事業


 二浦地区は牛深地区の北部に位置し、周囲を山や海に囲まれた自然豊かな地域です。

 この恵まれた自然環境を活かして、真珠養殖やマンゴー栽培、減農薬・減化学肥料による水稲(エコ米)栽培などが行われています。


 8月はまさに早期米の収穫期で、約20町の田園で稲刈りが行われており、自然豊かな風景が今も残っています。

田園風景① 田園風景②


 皆さん、自然豊かな二浦地区にぜひ一度お越しください。


 

栖本地区振興会では、


“~できることを できるひとが できるときに~住民総参加型のまちづくり”をスローガンに掲げ、


「栖本かっぱ祭り」や「すもと夏祭り」を初めとした交流事業、中学生と協働した河内川清掃・花いっぱい運動など、環境に配慮した活動にも地域全体で取り組んでいます。


 栖本かっぱ祭り(縮小版) 清掃活動


また、今年度は栖本地区コミュニティセンター(旧河内小学校)や栖本温泉センターを中心とした里山散策コース整備に取り組んでおり、12月6日(日)にはその事業の一環として小ヶ倉観音ウォークラリー(仮)を開催予定です。


かっぱ祭り


四季折々の色彩をみせる山々やホタル飛び交う河内川、穏やかな不知火海。


歴史文化にあふれた癒しの空間で日々の喧騒を忘れて、ゆっくりとした時間を過ごしてみませんか?

みなさん、栖本地区へ是非お越しください!!



 手野地区を流れる内野川の両岸には、約4kmにわたりツツジが植栽されています。


 このツツジは、昭和60年から始まった内野川の河川改修工事とともに、当時の手野地区公民館事業として植栽されました。


毎年4月下旬には、流域に広がる美しい田園風景に鮮やかな花が溶け込み、手野地区における春の風物詩となっています。


 


ツツジ写真


 


 この美しい景観は手野地区住民にとっての誇りでもあり、毎年4月・6月・9月には除草作業や施肥など、住民総出で保全のための活動を行っています。


 


作業写真(圧縮済)


 


 少子高齢化が進み、それらの作業を担う人材も不足しつつある状況ですが、この風景を手野地区の宝として、これからも協力しながら守っていきたいと思います。


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