宮田地区振興会


 倉岳町宮田地区は、天草上島の東南部に位置し、波静かな不知火海に面しており、南に御所浦島、遠くには鹿児島県獅子島を望むことができます。
 気候は比較的温暖で、古くから一本釣りや、はえ縄などによる漁業が盛んに行われており、タイ、ブリ、ハモやアラなどが水揚げされています。また、遊漁船による鯛釣りは、歴史も古く有名で、年間を通して多くの釣り人で賑わいます。漁港では日本一の大えびす像が、大漁と漁民や釣り人の安全を見守っています。
 夏には、えびすビーチに多くの海水浴客が訪れ賑わいを見せ、秋に行われる「宮田秋の例大祭」では、二組四頭の獅子による獅子舞が奉納されるなど、独特の伝統文化が継承されています。
 また、毎年3月に開催している「宮田ペアーマラソン大会」には、市内外から200組(400名)を超える参加があります。健康と体力の向上や、親睦と融和を深めていただくことを目的に開催しているもので、31回目となる今回は、3月19日(日)開催です。


◎倉岳大えびす

①倉岳大えびす
毎年、宮田地区振興会で鯉のぼりを飾り付けます(4月中旬~5月下旬)


◎えびすビーチ



◎宮田秋の例大祭

③宮田秋の例大祭(宮田獅子舞)


◎宮田ペアーマラソン大会

④宮田ペアーマラソン大会


⑤第31回宮田ペアーマラソン大会チラシ

 風光明媚な宮田の海岸線をお二人でゆっくり走っていただく大会です。

参加全組に素敵な賞品が当たる抽選会や、だご汁の振る舞いもあります。

現在、参加者募集中です。ご家族やご友人お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。


対象=どなたでも(2人1組)。


 小学3年生以下は18歳以上と参加すること。


とき=3月19日(日)午前10時スタート(少雨決行)


内容=宮田グラウンド発着の3kmのコース


定員=300組(先着順)。


参加料=1組3,000


申込方法=3月3日(金)までに、申込書と参加料(郵便振替も可〔2月28日(火)まで〕)を提出してください。


お問い合わせ先=宮田地区振興会 電話:0969-64-3201


「第31回宮田ペアーマラソン大会」大会要項・申込書


大江地域づくり振興会


 大江地区は天草下島の西端に位置し、海産物の豊富な東シナ海と羊角湾に面しています。集落の中央には天主堂が佇んでおり、キリシタン文化を持つ地域でも知られています。今回はお万ヶ池公園周辺をご紹介します。
 
 お万の伝説が語り継がれるお万ヶ池公園は、美しい農村景観を地域の資源として、やすらぎと憩いの場として整備されました。また、周囲には13haの木原団地(農地)があり、ジャガイモ・玉ねぎ・サツマイモなどの農作物が作られています。
 特産品の1つでもある春ジャガイモの出荷時期(5月上旬)には、これらの資源を活用した「ジャガジャガ祭」が開催されます。ジャガイモの掘り取り体験をはじめ、ジャガイモの詰め放題やコロッケなどのバザー及び特産品販売、グラウンドゴルフ大会など企画されておりますので、ぜひお越しください。


「お万ヶ池公園」

お万ヶ池公園


「木原団地(農地)」

木原団地


「ジャガジャガ祭・掘り取り体験の様子」

ジャガジャガ祭り掘り取り体験の様子


お万ヶ池の由来(お万様)


 むかし、この池のほとりに大きな造船所があって、かつお船や千石船を造っていた。ある日、船の進水式があることになり、朝から海岸は多くの人出でごったがえしていた。いよいよ船を海に押し出すこととなり、大きな船体にありのように村の人達がむらがって勇ましい掛け声をあげて船を引き出しにかかった。たづなを何本も船にかけて、それを数十人ずつで引くのである。しかし、船はなかなか動かない。これはこの池に住む大蛇のしわざであったが、そんなこととは知らぬ棟梁は、自分の腕が未熟で船の造りかたが悪いためだろうと思いつめて逃げ出してしまった。
 逃げた棟梁にはお万という恋人がいた。恋人の失踪を悲しんでいたお万は、突然、船体にかけ昇るなり、つなを持つ男達に号令をかけた。あっけにとられた男達は、われを忘れてこん身の力をふりしぼった。すると、今まで岩のように根を下ろしていた大船もするすると海へ引き下ろされた。その瞬間、池には異様なさざ波が立ち騒ぎ、船上のお万を飲み込んでしまった。
 夕暗の中でお万の姿を探し求める村人達の口から、「お万は大蛇のいけにえになったのだ」と言われだしたのは間もなくのことであった。しかし、お万は大蛇の赤い舌をのがれ、恋人の後を追って海外へ渡ったとも言われている。


[お問い合わせ]
大江地域づくり振興会 
TEL:0969-42-5225

下浦地区振興会


 下浦地区では、『伝統を守り育てる住民主体の「しもうら」づくり』をテーマに、古き良き伝統文化や産業の継承を図りながら住民主体の下浦づくりを進め、活力と魅力あふれるふるさとを目指して、ふるさと祭りや町民体育祭などを開催し町民が一体となる取組みを行っています。


 良質の石材が産出されることを活かし、それを加工する石工を生み育て、国指定の重要文化財である『祇園橋』や楠浦町の『眼鏡橋』、世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産となっている三角西港や軍艦島の護岸も手掛けたと言われており、全国的に有名な場所に多く活用された技術を今なお維持しています。


 また、温州みかんやポンカン、デコポンなど温暖な気候・風土にあった農作物を探し出し、他地域に先駆けて栽培を始め、成功を収めていることから「石工・ぽんかんの里」と言われています


祇園橋 ぽんかん


 下浦地区振興会では、石工とぽんかんのPRのため、今年も第25回下浦町ふるさと祭りを2月5日()に開催します!!

石玉のボーリングや石の作品展示(もちろん販売も!)、ポンカンを制限時間内にどれだけ高く積み上げられるかを競うポンカンピラミッドやポンカンを練りこんだポンカン餅の販売、その他ゆるキャラステージや景品付きのもち投げなど盛りだくさんの内容で、町民一同、皆様のご来場をお待ちしております!!
 ご家族ご友人でお誘い合わせの上、ぜひご来場ください!!

 


お問い合わせ先 下浦地区振興会 ℡0969-23-4733


ふるさと祭りチラシ2017


ふるさと祭りチラシ2017

久玉地区振興会


 久玉地区は、天草市の最南端である牛深地域の中心にあります。天草最古の海城『久玉城』の歴史をもち、今でも門前町の面影をたたえる地区です。


久玉湾


 今回は久玉地区に伝わる「河童の伝説」を紹介します。


河童の伝説


 久玉地区には河童に関する伝説が数多く残っています。春秋の彼岸の夜、「ヒョン」「ヒョン」と声がすると、「カッパさまが騒いでおる」と言ったそうです。また、春水が温むと河童が水の神となって田に下り、秋には田の豊作を見届けて祭り太鼓に送られ山に帰るという、春秋交替の神の話もあります。


 それらの伝説の中で最も有名なのが、「河童の証文」です。


 久玉町上揚に「河童の証文」という縦60センチ、横80センチ、厚さ4センチの証文石があります。先祖が船で夜釣りに出かけたら足を引っ張られたので、逆に河童の腕を引き抜いて持ち帰ったところ、河童が「腕を返してくれ」と二つの石を持って頼みにきたそうです。石には「これが腐るまで人間には危害を加えない」と刻んであり、一個を置いて一つは河童が腕と一緒に久玉湾に持ち帰ったと伝えられています。


久玉 河童の証文


問い合わせ先

久玉地区振興会
Tel:0969-72-5000

島子地区振興会


 島子地区は、有明地域の西端に位置し、北はおだやかな有明海と雲仙の山並みを望み、南は動鳴山どうめいさん(標高495m)がそびえる自然豊かな地域です。
 総面積は11.21k㎡で、山林が多く、脊梁より有明海にそそぐ5水系により海に向かって拓けています。


 そんな島子地区に、地区内外から人が集まり憩いの場となる場所があります。
 大島子のアコウの樹。【対岳楼たいがくろう跡のアコウ】です。


対岳楼アコウ①


 【対岳楼】とは、有明海を隔てて雲仙岳に対峙する美邸であり、多くの文人墨客たちが立ち寄ったと言われています。
 そこからの眺望をさらに際立たせたのがこの大樹で、四方に広がった枝と垂れ下がる気根は往時の風景そのままの姿をとどめています。


対岳楼②1 対岳楼②2


 アコウは、クワ科の常緑高木でイチジクの仲間です。


 海岸近くに生え、海水をあびても強い風に吹かれても耐えることができる強い樹なので、海辺の防風、防潮の役目を果たす木として集落ごとに大事にされ、南国の海岸の独特な景観をつくってきました。


 「対岳楼跡のアコウ」は、「遠景の雲仙、近景のアコウ」といわれ、今でも人が集まる場の景色をつくる樹として大事にされています。是非、一度お越しください。


①あこう


対岳楼跡のアコウ


<対岳楼跡の雀榕アコウ
[所在地] 熊本県天草市有明町大島子
[樹 種] アコウ
[指 定] 天草市指定文化財(昭和62年5月19日指定)
      ふるさと熊本の樹木(昭和58年3月10日登録)
[樹 齢] 推定300年
[大きさ] 幹囲り約7.2m、高さ約7.5m



【お問い合わせ】
 島子地区振興会事務局 TEL:0969-52-0452

前へ  59 60 61 62 63 64 65 66 67 68  次へ ]      402件中 311-315件