高浜地区振興会
🌸高浜ぶどう🌸
「五足の靴」と呼ばれ、若き詩人たちの旅の紀行文にも歌われた『高浜の町は葡萄で掩はれている』…天草下島の西海岸に位置する高浜地区振興会では、「文豪たちも目にした、明治40年頃の高浜の風景を、もう一度、よみがえらせたい」そうした思いから、2009年に「ぶどう班」を結成しました。宮口光敏さん宅に残る、唯一の原木から挿し木で苗を増やし「高浜ぶどう」の栽培に取り組んでいます。
今年は、ぶどう栽培も10年が過ぎ、約500kgのぶどうの実を収穫するまでになりました。「まぼろし」とまで言われた「高浜ぶどう」から、424本の高濱ワインが出来上がりました。おかげさまで、高濱ワインの柔らかな口あたり・香り・酸味は大変好評を得ています。
高浜地区住民による栽培から収穫、また、出来上がった無名のワインボトルにはラベル貼りも手作業で行い、11月24日(日)には山田酒店さんを通じて、高濱ワイン販売会を開催することができました。
あいにくの降りしきる雨の中、早朝よりたくさんの方々に並んでいただき、完売することができました。ご来場いただきました皆さま、大変ありがとうございました。
今後もぶどう棚を増やす計画で、現在もぶどう班を中心に、地元の皆さまで頑張っています。高浜のかつての風景をもう一度よみがえらせたい。思い描く風景は近い未来にあります。
【今年のワインラベル貼り・ワイン販売の様子】



問い合わせ先
高浜地区振興会 電話0969-42-1125