手野地区を流れる内野川の両岸には、約４ｋｍにわたり“つつじ”が植栽されています。

　このつつじは、昭和６０年から始まった内野川の河川改修工事とともに、当時の手野地区公民館事業として植栽されたもので、毎年４月下旬には鮮やかな花が流域に広がる美しい田園風景に溶け込み、手野地区における春の風物詩になっています。

手野まちづくり振興会では、この“つつじ”をはじめとした手野の農村風景を眺めながら歩く「芹生の郷つつじウォーク」を平成２９年から開催し、今年で４回目を迎える大会を計画していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大・防止の観点から残念ながら、中止の決断をしたところです。

毎年の大会には、募集定員の２２４（つつじ）人を上回る参加があり、のどかな農村風景と心地よい風を感じながら、自分の体力に合わせたつつじ街道を歩き、コース途中の休憩ポイントでは、収穫したての地元の新鮮なイチゴや、出荷の最盛期を迎えた天草晩柑などが振る舞われています。ぜひ！来年度の５回記念大会へのご参加をお待ちしています♪

【第３回大会（平成３１年）の様子】

【手野地区の宝を後世に】

【芹生の郷の柿街道】

ちなみに・・・秋のシーズンには、こちらも楽しめますよ♪

手野の内野川の沿線数箇所に、大人の握り拳ほどの大きさの「犬殺し柿」と言われる大きなサイズの柿が目に入ります♪今はまだ青々としていますが、手野地区のメインストリートを彩ってくれる柿たちにご注目ください！

【問い合わせ先】

　手野まちづくり振興会　TEL:0969-34-0003

佐伊津地区は、本渡地域の北部に位置し、地下水が少ない天草地方にあって、唯一良好な水理地質条件を備えた地層があり、豊富な地下水に恵まれている地区です。

その豊かな地下水で生活用水や農業用水のほとんどをまかなっており、蛇口から出る水もそのまま美味しく飲むことができるなど、地区の住民にとっては、なくてはならない資源となっています。

しかし、近年、宅地開発などによる地下水盆（地下水を蓄える地層）の涵養面積の減少、海岸付近の地下水の塩水化など、地下水位の低下や湧水の減少・枯渇、塩水化による地下水の量・質の悪化などが危惧されつつあります。

この、地区の貴重な資源である地下水を未来へ引き継ぐため、地下水利用者による節水や水源涵養林の適正な維持管理など、住民一丸となり地下水保全に努めています。

また、地区には、“エゴチ様（江川地の延命地蔵尊）”と呼ばれる顔無し地蔵さんがあり、水についての民話も語り継がれています。エゴチ様はパワースポットとしても有名で、地元の方だけでなく、遠く島原や北九州からも訪問され、“延命水（井戸水）”を汲んでいかれています。

皆さんも、ぜひ、豊かな地下水の町“佐伊津”へおいでください。

　　　　　エゴチ様（江川地の延命地蔵尊）

【問い合わせ先】

　佐伊津地区振興会　TEL　０９６９－２３－４４０２

牧島地区振興会

牧島地区は、牧本・長浦・椛の木の３行政区で構成され、143世帯・人口302人（㊚140人㊛162人 R2.6.30現在)の穏やかで人情味あふれる地区です。

また、住民の一人一人が何らかの形で地域づくりに参加し、子どもから高齢者まで笑顔になれる様なまちづくりを目指して“みんなが集い、笑顔が生まれる牧島”をテーマに、さまざまな活動に取り組んでいます。

そんな牧島地区の牧本には、“あこうの木”があります。樹齢およそ３００年と言われる大木で、天草市天然記念物にも指定されています。

　　　　　　　　　　　　　　　あこうの木

長浦には希少な多肉植物“ツメレンゲ”がみられ、また、“アンモナイト館“には直径６０㎝のアンモナイトが地層に埋まったままの状態で保存されています。

　　　　　　　　　　　　　　　ツメレンゲ

　このように、自然豊かな御所浦牧島地区にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

問い合わせ先　牧島地区振興会　TEL　６７－２２６３

【お問い合わせ先】

　浦地区振興会

　TEL・FAX:０９６９－６４－３３８８

　メール：ura@amakusa-cc.jp