またまた冷たあああい雨が降っています。まだまだ寒いです! ここ天草でも場所によっては積雪がありました。

関東はまた大雪らしいですし、どうぞ、皆様くれぐれも滑ったりしないように気をつけてくださいね。

 

 こんな寒い中ではありますが、来館されたお客様の話では、鹿児島の出水平野では、気の早い鶴たちの北帰行が始まっているそうです。

 

 今年は、私はまだ見ていないのですが・・・・例年、鶴たちは、コレジヨ館のある河浦上空を飛んでいきます。(全部の鶴がそうではありませんが・・・河浦上空は飛行ルートのひとつと言えると思います。)

 鶴が飛んでいくのが見えるのは、お天気の良い午前10時くらいから正午過ぎくらい。上空の風の流れに乗るためでしょうか、行ったり来たりしながらより高い空へ上がっていきます、鶴の独特の『コーコー』というような『クルークルー』というような声が、その上空から聞こえてきます。というか、鶴の声が降って来るような感じです。

  

 この頃、ちょっと気になることがあるのです。私の家の近くの田んぼにも、鶴家族3羽(きっと家族!と思い込んでいるのですが・・・笑)が、越冬していたのですが、どうもこの頃2羽しか見えないのです。 

考えられること ①夫婦げんかして、どちらかが先に帰った  ②子どもが独り立ちして 飛び立った  ③考えたくないけど・・・野良犬にやられた・・・   鶴ってずっと『つがい』で居るって聞いたことあるから①はないかも・・・  ②であることを祈りたいです。

 

  

 鶴たちが、青空の中に小さな点々になって、たくさんの群れが見られるようになると、春も本番だな・・・と感じます。

毎年見ても見飽きることのない、鶴たちの旅風景。     たくさんの方に見せてあげたいな・・・・・

 1月のことになりますが、天草工業高校のN先生がお出でになりました。

じつは、生徒たちと活版印刷で使用する『活字』の鋳造をされたのです。

・・・・と、こんなに簡単に『鋳造』って言っていますが、活字に使う鉛やスズなどの金属を溶かす『容器』の作成、そして活字の『型枠』の作成から始められたのです!!!

 しかも、古い文献に載っている工房の様子を描いてある絵から、容器や型枠の構造を読み解いて・・・です。

なんという熱心さでしょう!!!

 

 その活字を印刷した紙は、プレスによって、デコボコとした手触りがある、『手作り』の暖かさにあふれていました。文字の並びも一定間隔ではなくて、でもそこがまたなんともいえず良いところでして。

 

 天草工業高校の先生と生徒の皆さんに拍手 パチパチパチ・・・・

16世紀に同様の印刷がなされていたんですよね、かたやでは、刀や槍、火縄銃なんかを使って権力争いをしていた頃にです。

活版印刷 活字3

鋳造した活字の一本一本

 

活版印刷 活字5

活字を型に一個づつ入れて、周りを固定する為T字の道具を使って締め固めます。

 

活版印刷活字2

奥の二つを組み合わせ活字を鋳造する型枠が出来ます。

手前の四角い枡に、固形の金属を入れて、熱を加え溶かします。

溶けた金属を型枠に流し込んでひとつの活字の出来上がりとなるそうです。

活版印刷 活字1

プリント・・・活字の隅っこが、点々になって印刷されていますが・・・いかにも 活字印刷ううう ですね。

 こんにちは

立春を過ぎましたが、今日は、全国的に雪のところが多そうです。

しかし、ここ河浦は、昨日までの冷たい雨が上がって、晴れたきれいな青空が広がっています。

ただ、冷たい風が吹き渡っていますが・・・

 

 さて、カウンター上に可愛らしいお内裏様が鎮座して皆様をお迎えしています。

にこやかなお顔に、癒されますよ!!

 陶器で出来たお雛様ですが、なんだか、こんな感じの和菓子を食べたことがある気がしてならないのです・・・

んーーーと・・・・・何だっけ???

 

お雛様 焼き物3

 

お雛様 焼き物2

 

 今日は、暖かな日差しで、とっても気持ちがいいです!!

ただ、PM2.5が気がかりです・・・野山に薄いベールがかかったようになっています。

 

 さて、春の気配が日差しにも感じられますが、コレジヨ館内は、華やかに、より春を感じられますよ!!

 

 それは、『お雛様』を飾ったんです・・・

可愛らしいお雛様が、みな様をお迎えします。 

お雛様2 

お雛様4 

お雛様1 

7段飾り!!! 

 

 

 

 

 たこ焼きや、お好み焼き、焼きそばなどの上にかかっている 緑色の粉末に近い海苔・・・・そう『青のり』でーーーす。

コレジヨ館の近くの一町田川(いっちょうだがわ)は、青のりが採れるのですよ!!

 

 例年は、もう少し早い時期から取れるようですが、今年は遅いと思います。

『寒』の頃一町田川に入って採ります。ヒエー寒そう!!! そうなんです、それをまた、冷たい綺麗な水で何度も洗って、干しあげて、それを粉にして出来上がりです。寒さと戦う人の手と、カラカラに干しあげるための風の力も重要です。

 

 青のりは水の綺麗な川、しかも、海水が入ってきて、満ち引きのある場所にしか繁茂しません。一町田川は一時期、排水等の流れ込みで汚れていましたが、今は下水道の整備などにより綺麗な川になったので、自然の恵みが復活しています。嬉しいかぎりです。

 

 私の大好きな『青のり』の食し方・・・小鉢に青のりをどバーと入れます。そこにお醤油をかけて、サササッと混ぜます。

そ・れ・を・・・白ご飯にどっさり乗せて、いただきます。  ほのかに磯の香りがして・・・・これを食べると、『アー春だなー』と思うのです。  

 このとき、『美味しいーーーー』なんて一声発して、にっこりすると、歯に青のりがたくさんくっついてて、間抜けに見えるんですけどね。

 

青海苔干し1 

緑色のカーテンみたいでしょ。

 

青海苔干し3 

天気のよい日の早朝から干し始めます。

 

青海苔干し4 

風に吹かれて、カラカラに乾きます。横に見える川が一町田川です。

田んぼのあぜ道などを利用して干してあります。この時期ならではの風景です。

 

 

青海苔干し5 

これを取り込んで、火に炙って(あぶって)粉々にして、出来あがり。

町内のお店の店頭などで販売されます。文句なく美味しいんです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前へ  87 88 89 90 91 92 93 94 95 96  次へ ]      522件中 451-455件