大宮地地区は新和町の北西部に位置し、東西を流れる県2級河川「大宮地川」に沿って集落を形成しています。川の上流には天草随一といわれる高低差15メートルの「神掛けの滝」があります。
この大宮地川は、新和地区住民の貴重な水源であることに加えて、シロウオ(春)やウナギ(夏・秋)を始め、アユ(夏)や青のり(冬)など、年間をとおして四季折々の自然の恵みを与えてくれます。
「健康で温かい、自然豊かな大宮地づくり」を活動のテーマとして振興会事業を行っています。今回は、大宮地の神社や史跡をご紹介します。
五輪塔

大宮地高見地区に五輪塔群があります。御堂の境内に13基、そこか
ら80mほど離れた山中に11基、合計24基の五輪塔があります。
これは鎌倉時代、天草氏の一族で、志岐氏と一時争った宮地氏ゆかり
のものであるといわれています。
大宮地天満宮

延喜3年(903年)菅原道真公が死去されていつの頃からか人々が
公の徳望を敬驀し、この地に祠を建て香花を供えたのがこの天満宮の
始まりです。社殿横には樹齢約400年のホルトの木があります。
大宮地八幡宮

大宮地八幡宮は、寛永8年(1631年)以前に鎮座された神社です。
社殿横には樹齢400年の大楠の木があります。毎年10月の第3日
曜日頃の大祭には3基の神輿を奉じ、神幸行列・鳥毛振り・獅子舞が
あります。振興会でも「射的・がね揚げ」などバザーの出店をしています。
大楠の木

獅子舞

灯籠のイルミネーション

(期間:12月31日から1月初旬まで)
【お問い合わせ先】
大宮地地区振興会
TEL0969-46-2485