(前回までのあらすじ)

 末永さんご夫婦と楽しい時間を過ごすなかで、私たちは民泊に魅せられる・・・

 久しぶりに、親戚の家に遊びに行ったような懐かしい感覚・・・

 これが民泊の魅力なのか?

 こんなことを考えながら眠りについた・・・

 

 

 (本編)

 ぐっすり眠り、目が覚めると7時頃だったと思います・・・

 小値賀町役場の防災無線放送があり、あまりの美しい声に聞き惚れました・・・

 あとでわかったことなのですが、元アナウンサーの方の声とか!納得です!!

 

 奥様が朝食を用意してくださったのでみんなでいただくことに・・・

 ごはんとおみそ汁と目玉焼きやほかにもたくさん・・・とても美味しくいただきました。

 食べていると、近所に住むお孫さんも登場!奥様が学校に送っていくそうです!

 

 この日の予定は、午前中、おぢかアイランドツーリズム(おぢかIT)のスタッフさんが、島を案内してくれることになっていました。

 

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 お世話になったお礼に、須子の芋焼酎「ふのよか」をプレゼント!

また遊びに来ます」と別れを告げて、おぢかITの事務所があるフェーリーターミナルへ・・・

 

 

 なんと、案内してくださるのは、偶然にも末永さんの息子さんあいあいさん!息子さんは、数年前からおぢかITに勤めておられるそうです。

 

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 最初に案内していただいたのはこちら・・・隣りの斑(まだら)島への橋を渡りポットホールに連れて行ってくれました。

 

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 ちなみに、この人(中央)が末永さんの息子さんとあいあい(右)さん!

 

 ポットホールは、岩の裂け目、深さ3メートル、口径2メートルの穴に直径50cmの玉石が眠っています・・・永い間、波によって動転を繰り返し現在の姿に・・・まさに自然の奇跡です!

 

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 ご覧ください!ゴジラの目みたいです!

 

 次回も、末永ジュニアとあいあいのガイドで、島の魅力をお伝えします・・・

 

 

 

この「おぢかリポート」では、おぢかの島人たちの「熱い想い」をシリーズでお知らせします。

 

 また、次回をお楽しみに!

 

 

 

 

 (前回までのあらすじ)

 末永さんご夫婦と、美味しい海の幸をいただきながらお酒を酌み交わす・・・

 そして、末永さんは小値賀への熱い想いを語り始めた・・・

 「このままではいずれ無人島になる!

 末永さんは、強い危機感から、民泊の受け入れを始めるようになった・・・

 

 

 (本編)

 末永さんのお宅には、これまで民泊で交流を深めた方々、とくに修学旅行のこどもたちからの、数多くの御礼のメッセージなどが飾られていました。

 

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  なかには外国からのお客さんも・・・

 

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楽しかですよぉ

 末永さんの奥さんが、優しい笑顔で話されます・・・

 

 もちろんご苦労もあると思いますが、こどもたちや遠く離れたところから来られたお客さんとの交流を楽しんでおられる様子です!

 

 

 中学生や高校生がたくさんご飯を食べたので足りなくなり、お隣にもらいに行ったこと・・・

 

 石垣島から来たお客さんが、ジャミセンを弾きながら、泡盛を飲んで大騒ぎしたこと・・・

 

 外国から来られたお客さんには、身振り手振りで何とかなるということなど、楽しそうにお話しされます・・・

 

 

 普段はお二人で暮らしておられるので、どきどき訪れる民泊客との交流が、生活のアクセントになり、生き甲斐のようになっておられるのかもしれません・・・

 

 私たちお客さん側も、久しぶりに親戚の家に遊び来たような、久しぶりに実家に帰ったような、初めて訪れた家なのに、なぜか懐かしい感覚を受けることができます。

 天草から行った私たちがこんな気持ちになったぐらいなので、都会で暮らしている人は、もっと刺激を受けると思います。

 

 核家族化が進んだことや、未婚の人が増えて、家族という単位がどんどん小さくなっている現代社会において、田舎で、大家族と団らんするという擬似的な体験を、民泊は与えることができます。

 毎日、田舎の大家族の中で暮らすことは面倒だし、働く場所もないからやりたくてもできないが、効率性を求めすぎた現代人が、ときどき陥る寂しさのような感情を癒す、手軽なツールとして民泊への需用があるのかもしれません。

 

 

 

 夜も更けてきたので、団らんを終えて休ませていただくことに・・・

布団を敷いていただいて休ませていただきましたが、初めて泊めていただいた場所にもかかわらず、家で休みよりぐっすりと眠ることができました・・・

 

 

 次回は、おぢかの、離島ならではの手つかずの自然を紹介します・・・

 

 

 

この「おぢかリポート」では、おぢかの島人たちの「熱い想い」をシリーズでお知らせします。

 

 また、次回をお楽しみに!

 

 

 

(前回までのあらすじ)

 小値賀島に上陸を果たした10人は3つのグループに分かれて民泊へ・・・

 私たちがお世話になった末永さんご夫婦と、美味しい海の幸をいただきながらお酒を酌み交わす・・・

 そして、末永さんは小値賀への熱い想いを語り始めた・・・

 

 

 

 (本編)

 民泊を始めた7年前は、ちょうど平成の大合併の時期と重なり、小値賀町も佐世保市との合併で、町を二分する大激論があったそうです。

 末永さんは、町の将来を考え、合併推進の立場だったそうですが、最終的には住民投票で、町は単独の道を選択したとのことでした・・・

決まったならしょうがなか!がんばらんば!

 しかし、町が単独の道を選択したことによって、よりいっそう「この島は自分たちがどがんかせんば!」という気持ちを強く持たれたそうです。

 

民泊は金儲けにはならんと!ばって、なんかせんばこん島は無人島なる!

 最盛期には1万人を超えていた人口は、現在約2,800人、高齢化率は43%。現に、同じ町内の野崎島は一時期600人住んでいたが、最近とうとう無人島になったそうです。

 

 この、自然豊かな美しい島をなんとかしたい!次の世代に引き継ぎたい!

 末永さんの熱い心が伝わってきます!

 

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 お年を聞いてびっくり!なんと72とのこと!

 しかし、余生暮らしという雰囲気は全く感じません!島への熱い想いが、末永さんの元気の源なのかもしれません・・・

 

 その情熱を目の当たりにし、40代の私は、少し恥ずかしい気持ちになりました・・・

 

 

 次回は、やさしい奥様が教えてくれた民泊の魅力をお伝えします・・・

 

 

 

この「おぢかリポート」では、おぢかの島人たちの「熱い想い」をシリーズでお知らせします。

 

 また、次回をお楽しみに!

 

 

 (前回までのあらすじ)

 2時間の船旅を終え、無事に小値賀島に上陸を果たした10人!

 3つのグループに分かれて民泊へ・・・

 私たちがお世話になった末永さんご夫婦との家族のような交流が始まる・・・

 

 

 

 (本編)

 「玄関ば一歩入れば家族じゃけん!遠慮せずにゆっくりせんなぁ

 末永さんは、私たちにこんな言葉をかけてくれた・・・

 

 食事の前に、私たちは、一人ずつお風呂をいただくことに・・・

 

 先程お会いしたばかりの末永さんのお宅で、全くの一般家庭のお風呂をいただき、家から持ってきた部屋着に着替える・・・

 民泊だから当たり前のことである。

 当然、初めて入るお風呂なのだが・・・どこか懐かしいような・・・前に経験したような感覚に襲われた・・・

 こどもの頃、盆や正月に、祖父母の家に遊びに行った時のような・・・

 

 後から思えば、最初にお風呂をいただいたことが、末永さんとの距離を一気に縮めた要因ではなかったかと振り返る・・・

 

 これが民泊の魅力というか・・・もしかしたら「魔法」なのかもしれない・・・

 

 

 交代でお風呂をいただいた後は早速食事へ!

 

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 この見事なお刺身は、ご主人がこしらえたとのこと。

 

民泊は夫婦が協力せんばつまらん!そがんせんばどっちかに負担がかかり、その不満が知らず知らずのうちにお客さんに伝わるとたい!

 

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 なごやかな雰囲気で、海の幸を中心とした美味しい料理をいただき、お酒も進むにつれで、末永さんは小値賀への熱い想いを語り始めた・・・

 

 

 

 この「おぢかリポート」では、おぢかの島人たちの「熱い想い」をシリーズでお知らせします。

 

 また、次回をお楽しみに!

 

(前回までのあらすじ)

 12月某日。有明町の活性化について思い悩む10人の有志が、西海に浮かぶ小さな「島」小値賀に向けて旅立った!

 ここに、有明町活性化のヒントがあると確信し、大きく揺れる船内で、期待と希望を胸に秘め、小値賀への船旅は続いた・・・

 2時間の船旅を終え、小値賀港に到着!

 これから起こる衝撃的な出来事など知る由もなく、穏やかに上陸を果たした・・・

 

 

(本編)

 小値賀港フェリーターミナルでは、おぢかアイランドツーリズムのみなさんが、あたたかく出迎えてくれた!

 

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 この日は、3つのグループに分かれて民泊をさせてもらうことになっている。

 私は、民泊初体験なので、期待に胸をふくらませていた・・・

 

 私たちを泊めてくれる3家族のみなさんもターミナルで待っていてくれた・・・

 

 私と本田さんと吉田くんは末永さんのお宅に泊めてもらうことになっていた。

 早速末永さんの車で移動し、途中酒屋さんでビールと焼酎を購入した。

 

 末永さんのお宅では、ものすごいご馳走が準備されていた!

 

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 末永さんは、漁業と、小値賀町の町議会議員も務めておられ、7年前から民泊客の受け入れを始められたそうだ・・・

 当初7軒で始めた受け入れは、現在40軒まで増えたとのこと。

 

 奥様と二人暮らし、やさしそうな老夫婦である。

 

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 しかし、この後、我々3人は、末永さんのお話に引き込まれていくのであった・・・

 

 

 

 

 この「おぢかリポート」では、おぢかの島人たちの「熱い想い」をシリーズでお知らせします。

 

 また、次回をお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

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