㈱九州産交ツーリズムの九州ナイスデイツアーご一行様が御領まち歩きに訪れました。

 今回のお客さまは10名。地元ガイドの案内で、御領石や石本平兵衛、長岡興就公の話を聞きながら御領の町並み散策を楽しんでいただきました。

 

坂本邸  

昔は天草から海外へ仕事に出ていました。その名残としてゴムの木が・・・

 

御領石が足元に・・・

足元には、以前石塀として使われていた御領石が新しい形として埋設してあります。

 

 

石本家2 

豪商松坂屋石本家屋敷。

造船業 

江戸時代から御領で盛んだった造船業。右側の家の外壁には船板がリサイクルされています。

 

 

 

 

 

 2月27日に栖本福祉会館で「天草宝島づくり講演会」が開催された際に、天草市まちづくり協議会連絡会主催による天草市まちづくり表彰が行われ、御領まちづくり振興会による「御領石竹秋宵まつり」の取り組みが奨励賞となり山﨑会長が賞状を受け取りました。

 この賞は、これまで御領まちづくり振興会が、住民参加により御領石をはじめ、地域資源、地域の魅力を同まつりで発信し、地域の活性化につながっておることなどが評価されたものです。

 これからも催しの内容が充実したものになっていくものと思っています。

 乞うご期待です!

 

中川天草市まちづくり協議会連絡会会長(右)から賞状を受け取る山﨑振興会長。

 

 

受賞した賞状です。地域の皆さん、おめでとうございます!

 

 平成23年2月20日(日)、御領史跡探訪(今回は御領大島地区(5分団)のコース)が開催されました。

 今回は、御領地区内外から約50人が参加され、若宮公園を午前9時30分にスタートし、午後3時まで五和史談会(山本さん、神田さん、泉さん)に説明を受けながら探訪しました。

 また、昼食には、公民館女性部の皆さんによる『豚汁』が振舞れ、お帰りの際には、御領まちづくり振興会わだちの会特製『わだち饅頭(高菜)』がお土産に配られました。

 今回の探訪では、「実際この地区に住んでいるが、こんな身近なところに多くの史跡や云われがあるということをはじめて知った」などのいろいろなご意見をいただきました。今回の皆さんの意見を参考に来年の史跡探訪に生かせればと思います。

 

御領史跡探訪(若宮公園).JPG  史跡探訪(若宮公園)

御領史跡探訪(寛政津波の供養塔).JPG 史跡探訪(寛政津波の供養塔)

御領史跡探訪(長崎鼻).JPG  史跡探訪(長崎鼻)

御領史跡探訪(天満宮).JPG  史跡探訪(天満宮:大島神社)

 

 

 

 1月7日の七日正月は、晴天に恵まれ、御領でも各分団(地区)で鬼火焼きが行われました。分団で実施される時間や接待も違いましたが、それぞれの分団で子どもたちや地域の人たちが集まり、新年のご挨拶をしながら鏡餅を鬼火で焼き、無病息災を祈う姿が見られました。

 

 

《鬼火焼きとは・・・》

 

 「鬼火焼き」とは、一般的に七日正月(小正月))の行事で、正月の松飾りなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすことです。

 鬼火焼きの火にあたったり、残り火で鏡餅を焼いて食べれば、その1年間健康などの言い伝えもあり、無病息災(むびょうそくさい)五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る民間伝承行事です。熊本では「どんどや」と呼ぶことが多いようですが、全国各地の呼称には「とんど焼き」「とんど」「どんと」「さいと焼き」「さぎちょう」「おんべ」「おんべ焼き」など多数あるようです。

 

 

《他の地域とはちょっと事情が違う天草の鬼火焼き&しめ縄の飾る時期》

 

 鬼火焼きで正月の飾り物を燃やすのは他の地域と同じです。他と違う風習は、昨年1年間お世話になった玄関などのしめ縄などを燃やすということ。天草以外の殆どの地域では、正月に新しいしめ縄を飾り、七日正月の鬼火焼きで燃やしてしまいます。そして、それ以降は、次の正月までしめ縄は飾られていないのです。天草のように1年間しめ縄が飾られているのは珍しい風習なのです。

 この1年間飾られている風習は、よく天草島原の乱によるキリシタン弾圧により、「うちはキリシタンではありません」ということを示すためにしめ縄飾りが1年間飾られているというお話も聞きますが、実は、しめ縄は、家を建てるときの地鎮祭や安全祈願祭などで行う神事の際に、四方に縄を巻いて作る結界を簡略化したものと言われています。

 ということで、しめ縄は、家の中に悪いものが入ってこないように飾られるもので、しめ縄が1年間家の中を守ってくれているということになるのです。天草にはこの古い風習が今も残っているんですね~。・・・昔からの風習が残る天草・・・いいですね~!

 

《各地区の鬼火焼きのようす》

 

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1分団(小串神社)のようす。

神社の鏡餅を焼いているところです。

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正月飾りの門松などを各家々から持ち込み焼かれました。

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堤田区長さんから焼きたての鏡餅分けていただき、ご利益も頂きました!美味しかったです。

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 2分団のようす。園児も園の先生と一緒に餅を焼いていました。

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3分団のようす(宮崎公園)。

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この後、七日正月の祝宴が行われました。お肉が美味しそうでした!

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4分団のようす(浜田のきのどん様付近)。

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園児たちも餅を焼くタイミングを待っているようです!

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5分団のようす(若宮大橋付近・国道324号線沿い)。勢い良く燃えていました!

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この後、門松やしめ縄も勢い良く燃えました。

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松本区長さんのご発声で乾杯!背景は、無人島「亀島」です!

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接待のようす。5分団恒例のざんざいが振舞われていました。

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手作りの焼酎漬け、美味しかったですよ!

 

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ぜんざい、私もいただきましたが、とても美味しかったです!身体が温まりました。

 現在、「ふれあい処わだち」に10月23日に開催された「第6回御領石竹秋宵まつり」の写真が展示されています。

 これは、天草フォトクラブの小林健浩さん、井手尾直美さん、入杉一彦さんが撮影されたもので、皆さんのご好意により写真展示をさせていただいたものです。

 お借りした写真の中から、 点の写真を展示させていただきました。

 展示の写真は、「ふれあい処わだち」の営業日に見ることが出来ます。期間は、1月末までです。

 

 ふれあい処わだち営業日=毎週水・土・日曜日/午前11時~午後5時30分

                       ※商品が完売した時点で閉店します。

 

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  「わだち」店内に展示されている写真のようす

 

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幻想的な写真が展示されています!

 

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写真を見ながらケーキセットなどの喫茶も楽しめます。 

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