拓心高校の所在地は、天草苓北町です。
ここは、戦国の昔、天草の豪族、志岐氏の居住地でした。
ここで、天草で、初めて、キリシタン文化が花開いたのです。
何故、この地で?
一つはキリスト教が伝来、布教したのは、長崎の地が最初、そこから近かったことが一つ。
もう一つは、志岐氏のその人、志岐麟泉にあります。
志岐氏は、長崎南島原の有馬家の五男です。長男が、有馬家を継ぎ、次男は、あの有名な大村藩の大村純忠、三男が、千々石と書いてチジワ、四男は、佐世保、五男がこの苓北に来ているのです。所謂養子縁組です。それもあってか、皆さん熱心に耳を傾け、しっかりと、メモを取っておられました。館長初め、職員全員、感銘仕切りの一日でした。
熱心に、職員の説明に聞き入る、先生、当館副館長及び生徒さん
熱心に、聞き入る、先生及び生徒さん
南蛮屏風絵の前で
グーテンベルク印刷機とそれで印刷した書物にびっくり。