■今週の地区振興会■

一町田地区振興会

 

一町田地区は、天草下島のほぼ中央に位置し、標高400~500mの山々が広がり、その懐に波静かな羊角湾を抱いています。中心を流れる

一町田川と合流する河川沿いや羊角湾沿い周辺には田園地帯が広がっています。

田植えが終わった7月には400年以上の歴史をもつ一町田八幡宮の「虫追い祭り」が行われ、一町田川沿いの土手を、五色の旗がたなびく姿には圧倒されます。一町田地区振興会でもこの神事にあわせて、毎年イベントを行っておりましたが、今年度も残念ながら新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。

一町田*R3-1

風にたなびく虫追い旗



 11月23日に河浦地区公民館と共催で「河内浦・下田城探検&クイズ

ウォークラリー」を行いました。河内浦城・下田城は天草五人衆の一人、天草氏の居城であり、近くには歴史あるお寺があります。一町田地区コミュニティセンターをスタート・ゴールのおよそ3kmのコースで、10ヶ所のチェックポイントでは区長さん方がクイズを出題され、参加者は難問に挑みました。ゴール後は焼き芋がふるまわれたほか、お楽しみ抽選会で盛

り上がりました。

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 お楽しみ抽選会

 

 

 

【お問い合わせ先】

一町田地区振興会

TEL/FAX 0969-76-0380









■今週の地区振興会■

久玉地区振興会

 

名明山(なめいやま)から西海岸を望む!


1121日、振興会主催で遠見山(217m)から名明山(229m)までの尾根を散策した。

 参加者25名、遠見山公園駐車場まではマイクロバスで登り、公園脇から名明山までの起伏の少ない道を歩く。登山道は山登り愛好者グループの方が定期的に整備をされているそうで歩きやすく、木漏れ日射し込む道を、落ち葉踏みながら時折涼しく優しい風を感じながら歩く。今回は女性の参加者が多かったせいか、おしゃべりが絶えることがない。

 遠見山公園から15分ほど進んだところで木々の間から久玉湾、その先に戸島が見えた。さらに20分歩いたら目の前が急に開けて名明山に到着。そこからは魚貫﨑、桑島、大島が綺麗だ。案内役を引き受けてくれた片白健次さんが魚貫﨑の大蛇伝説、桑島・大島にまつわる言い伝えをユーモラスに説明すると、誰もが真剣に時折クスッと笑いながら聞いていた。公園広場でシートを広げ、手作り弁当を食べながらのおしゃべりも楽しかった。

 

▼名明山山頂からの眺望

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▼登山道を一列になって進む

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▼参加者で集合写真

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【問い合わせ先】

 久玉地区振興会 ℡:0969-72-5000



■今週の地区振興会■

下浦地区振興会

 

~獅子が舞う ぽんかんと石工の里下浦町~


下浦地区は、天草の上島に位置し、北は志柿町、東は栖本町と接し、南北に細長い地形をしています。西側は海に面しており、温暖な気候を利用した柑橘類の栽培が盛んで、天草ポンカン発祥の地です。また、下浦石と呼ばれる石材の産地であり石工文化が根付いています。

 下浦地区は多くの文化財が町の中に溶け込み、新旧様々な景観が楽しめる事から、フットパス事業を立ち上げ現在4コースを回れるようになりました。毎年現地ガイドと共にフットパス「下浦さる~く」を行っています。



下浦さる~く

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また、下浦さるくのガイド研修を12月に行いました。今回は、他の地域が行うガイド事業を参考にするため、鹿児島市で行われている「ぶらりまち歩き」を体験しに行きました。

「ぶらりまち歩き」は、13コースに分かれており、城山で西郷隆盛を偲ぶコースをガイドの方に案内していただきました。

当日、下浦町から10名の参加があり、天候に恵まれ、絶好の散策日和になりました。ガイドの方の詳しく丁寧な説明に参加者の方々は、かなり興味深く耳を傾けていました。

今年も2月20日(日)に下浦さる~くを開催予定ですので、是非自然や歴史を感じながら歩いてみませんか。

下浦*R3-3



【問い合わせ先】

下浦地区振興会

TEL: 0969-23-4733








■今週の地区振興会■

島子地区振興会

 

島子地区は、有明地域の西端に位置し、北はおだやかな有明海と雲仙の山並みを望み、

南は動鳴山(どうめいさん)(標高495m)がそびえる自然豊かな地域です。総面積は11.21k㎡で、山林が多く、脊梁より有明海にそそぐ5水系により海に向かって拓けています。


【宮崎啓介氏石像】

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島子*R3-2



島子地区コミュニティセンター敷地内に、1体の石像があります。

慶長2年、角中豊平氏の4男として生まれ、のちに宮崎勇太郎氏の養子となった、『宮崎敬介』氏の石像です。

昨年の大河ドラマの主人公『渋沢栄一』氏とも関係があったそうですが、どんな方だったのでしょうか。

 

19歳の時上京、三十一神学校に入学。特に語学が優秀だったそうです。

卒業後は伝導や教会司教の職に就きましたが、さらなる就学の必要性を感じて、長崎からアメリカに渡り、3、4年後帰国しました。

帰国後は職探しの日々が続きましたが、ふと受けた東京商法会議所臨時職員採用試験の会場にて、当時の会頭『渋沢栄一』氏と出会いました。語学が堪能だったため、事務職員ではなく、渋沢氏の秘書となります。

 

こうして宗教界から実業界へ転向した宮崎氏ですが、その後は大阪の堂島米穀取引所の支配人に就任、ついで同所理事になり、さらにその後大阪株式取引所の理事に転じ、さらに理事長になりました。

不振にあえいでいた各企業の立て直しを、次々と成功させる手腕に、『会社立て直しの鬼才』ともてはやされるようにまでなりました。


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そんな大立者も、郷里の島子、そして天草を忘れることはありませんでした。

経済人となった宮崎氏は、偉大なる師『渋沢栄一』氏から、経済の原義たる【経国財民】の精神をたっぷり学び、継承するところがありました。

 

経済活動は【公益】を増進するものでなければならない。私人の利益追求にとどまるべきではない。

 

こうした理念の上に、強い愛郷心が加わり、宮崎氏はことあるごとに島子や天草に大金を寄付しました。

そしてその寄付金で、現在の島子地区コミュニティセンターも建てられることとなったのです。

 

昭和3年11月11日に、脳溢血にて帰らぬ人となられました。享年61歳でした。

 

島子地区に寄られた際には、シルクハットを手にし、堂々と立っている『宮崎敬介』氏にぜひ会いに来てくださいね。

 

 

【お問い合わせ】

 島子地区振興会

 TEL:0969-52-0452







■今週の地区振興会■

二江まちづくり振興会

 

二江まちづくり振興会では、毎年1月に「新春通詞島ウォーク」を開催しています。このウォークは、住民同士の親睦を深めることを目的に、参加者は風車や田園風景を堪能しながら約4kmのコースをそれぞれのペースで散策。島内を見渡せる三天宮ではアカエイの形をした絵馬に新年の願いを書いて奉納し、ウォーク終了後はスタッフが用意したぜんざいで冷えた体を温めます。最後には参加者全員に賞品が当たる大抽選会があり、新春の通詞島が大いに賑わうイベントとなっています。

 

 

【過去開催の様子】

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(ウォークの様子)


二江*R3-2

(絵馬に願いを書く様子)


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(ぜんざいが振る舞われる様子)


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(抽選会の様子)


今年は新型コロナウイルス感染症の感染防止策を講じた上で、1月9日(日)に開催予定です。昨年開催が出来なかったため2年ぶりの開催となりますが、コロナ禍を吹き飛ばすべく地区住民みんなで元気いっぱいに歩きたいと思います。

 


【問い合わせ先】

二江まちづくり振興会 

33-0204



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