温泉効能数値化の取り組み
10月30日読売朝刊35面によると
「全国一の温泉湧出量を誇る別府市は九大病院別府病院、市医師会と協力し、65歳以上の市民二万人を対象に健康アンケートを行い、その効能を調べることにした」そうです。
これは市民の病気予防はもちろん、そのデータを公表することで更なる観光客誘致を目指していることは明らかでしょう。
調査費用は厚生労働省の研究事業費1000万円を使って2014年度末までに結果をまとめるとのこと。健康な人も含めた大規模な温泉効能調査はこれが全国初になるらしいです。
このアイデアは随分前から小生が天草下田温泉で実施を求めていたことに同じなんですが、前例がないせいでしょうかね、まだ誰も取り組んでないようです。一度は小生自身で酸化還元電位計を借りてきて素人なりに測定してみたこともあったんですが、これがどうしてなかなか良い値を示すんですよね下田の湯って。
某地元病院のドクターは「アトピーだったらうちの病院来るより下田の湯に浸かってらっしゃいと患者には促してる」と白鷺館の湯舟で小生に語ってくれました。皮膚病への効能は既に医師も認めるほどってことですか。しかしそれだけではなく下田の湯って疲れが取れるというよりは「元気が出る」ってくらいパワフルに感じますよ小生は。そんな温泉は小生の知る限りでは下田温泉だけです。ひょっとすると物凄い健康増進或いは治癒効果があるのではないでしょうか?
ならばこの別府の調査取り組みを天草でも行ってみては如何でしょう?
下田温泉を日常使う人々の健康度を調査して疾病率の全国平均と比較するんです。良好な結果が出ればそれをデータ化してPR材料とすることで観光客の増加はもちろんのこと天草が全国区で健康の島としてクローズUPされる可能性だってあります。
全国住みやすさランキングでいよいよ最上位にランクってことも??
せっかくの天然資源、活かさないテはないでしょう。数字こそ説得力があるんですよ。
「もし調査してあまり良い結果が出なかったら?」
なんて考える人もいるでしょうが、研究という行為は必ずしもその結果が都合の良いものばかりとは限りません。かといって何もしなければ何も始まりませんからね。不都合な結果もまた他の取り組みの材料となりいつか実りを得るのです。
別府だって成功するとは限りません。逆に天草の方が大成功する可能性だってあり得るでしょう。
善は急げです、下田の集客力が高まることは天草全域の活性化にも繋がります。
関係各機関にコネクションのある人達は専門家を動かしてその手段を模索して頂きたい。
皆の力で天草を温泉先進地域に押し上げませんか。