スタータークラッチ本体

V-MAXr3

三つのローラーを外して摺動面を見ると明らかに摩耗が見えます。殆どクランキング出来ない状態だったでしょう。

これはアッセンブリーで交換しますので外す時に中身がバラバラに飛んで行っても心配要りません。自分が踏んで床の上にすっ転ばないよーに注意するだけです(笑)

 

アイドラー・ギアも新調

V-MAXr5

アイドラー・ギアの摺動面にも摩耗があったのでこれも迷わず交換。部品代もリーズナブルですし、二度手間にならないよう少しでもあやしい部品は交換しておきたいですね。

 

(左クランク・カバーを取り付ける際にトランスファー側のカバーも事前に外しておかないとハーネスをきれいに収めきれないかと思います、双方のパッキンを用意しました)

 

スターター・クラッチ

V-MAXr6

新しいクラッチ・アッセンブリーをマグネトーに組み付けます。取り付けボルトも3本とも新調しました。

アイドラー・ギアを先にクランクに挿入した後、キー溝に従って丁寧に、クラッチ内のローラーとアイドラー・ギアの摺動面とが組み合わさるよう「クラッチ/マグネトー結合体」を挿入。あとは分解時と逆の手順で組み付けていきます。比較的単純な作業です。最後にエンジン・オイルの注入を忘れずに!

 

締め付けトルク等厳密に作業を行う必要がありますので一般ユーザーの方は専門工場にお持ち込み下さい。

リペア後は一発で始動可能になりました☆