半世紀を超えて

五月人形
小生のが今年で50周年、父のは75周年になる人形たちです。実はまだ途中の段階で更に他のも物置から引っ張り出して組み立て中です☆当店二階の仏間にてお披露目してます。

帆船祭り(出島ワーフから撮影)

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29/30日と長崎帆船祭りに行って来ました。

昨年は震災に伴う自粛ムードで閑散とした雰囲気に終わってしまったこのお祭りですが、今年は打ち上げ花火やライトアップも復活してその華やかさを取り戻しました。ロシア帆船もやってきて国際色豊かな長崎らしい催しになったといえます。

 

今回はうちのパートナーの他に留学を控えた西南学院大学の女子学生さんも一緒です。せっかくだから日本人女性の海外進出の歴史を長崎で辿ってみることにしました。

長崎に文禄の頃から二百五十年も続いたという旧家の油問屋「大浦家」を幕末に継いだ「大浦お慶」の足跡を追ってみたんですよ。お慶さんは日本茶の輸出で財をなし維新志士たちを擁護したことでも知られています。そこに至るには鎖国下での中国密航など法をおかしてまでマーケティングを行ったという話もありビジネスに対する類まれな積極性がありました。

 

 

 

 

小曾根邸跡

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海外に出ることで日本の中にいる限り見えてこない「隙間」が見えるようになります。商売とは即ち「隙間に食い込む」ことに他なりません。今までになかったニーズの開拓ですから。食い込んだその隙間をどれだけ拡げられるかは努力次第です。それはもちろん学究分野にも言えることです。

 

お慶さんも傾きかけた家業からの脱皮を図るに、ここ長崎にあるからには貿易ビジネスしかないと腹をくくって当時としては無謀と思える賭けに挑戦したとことが伝えられています。英語を話せる人間がまだ日本には誰もいない時代ですが、やがて英国人オルトから大量の茶の注文が舞い込み一大商人となってゆきます。もっとも注文が大量過ぎて集める術がなく途方に暮れたこともあると思いますが(笑)見つけた隙間を大いに拡げて成功の階段を上っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

唐人屋敷跡地

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今回はお慶さんの生家跡から訪ね始め、貿易ビジネスの先輩であった小曾根氏の邸宅跡、お茶ビジネスを始める発端となった唐人屋敷跡などを巡り歩き、また当時の長崎の文物に詳しい人々の話を聞いたりしました。帆船祭りという幕末までの長崎の港の景色を彷彿とさせる催しを背景にこうした探索をすることで留学にのぞむ彼女にどのようなMotivationが沸き起こったのか、今後が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単品としてあれば苦労しないのに...

JointBoot

周囲がどこも真っ黒なんで見づらい画像になってますが、これは1997年式BMW(E36)のサスペンション・アームです。クロスメンバーに取り付けられたボールジョイントのブーツに損傷があったので交換です。

 

外車部品の場合、たかがゴムのブーツ一個が単品として存在せずアームまるごと要交換なんてことがザラにあります。つまり数百円で済む部品代が数万円になることもあり得るんです。そうはいくかと国産ブーツの多種多様な在庫の中から適合するものを探し出して交換します。メカニックはこんなところで苦心してるんです☆

永年の国際交流

AirMails
元々外国語が好きで、入試でも専攻分野の得点よりむしろ英語で点数稼いだのが功を奏したに違いありません(苦笑)今も地元の英会話サークルで民話の英訳に加担させて頂いてます。今週はプラハ(チェコ)とベルファスト(アイルランド)からエアメールが届きました。14ヶ国に友人がいてFACEBOOKなどで情報交換しています。国際交流歴は四半世紀ほどになりますが、インターネットが整備される前に比べると今は隔世の感がありますよね。海外から天草を訪れる方も増えてきてるように思います。先月当店の前を通りかかったスペインの方はうちの'89年式BMWを見て立ち止まられたそうです。確かにConditionには自信を持ってる車両ですが、もうヨーロッパにも程度のよいものが少なくなってきたのでしょうか。以前はオーストリアからの旅行者の方も店内に入ってきて見物して行かれました。外車を乗り続けるのも一つの国際交流のように感じて来ましたよ。
 
 
 
 

愛車ネタですが...

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エンジンのヘッドカバー("BMW"のレリーフが入ってる部分)下には動弁機構が搭載されてますが、現代のクルマだと弁間隙を自動調整する機能も組み込まれておりカバーを外して調整する必要はありません。

しかし我が家の1989年式BMW(E30)のこの直6エンジンにはそうした機能はなく、約2万Km毎に点検・調整します。

12本ある「タペット」と呼ばれる部品とカムの間隙を0.25mmに合わせます。

夜のうちにリフトに上げておき、朝一番のエンジンが冷え切っている時に行う作業です。僅かでもエンジンが熱を帯びていると金属膨張により正確な間隙に調整出来ないからです。

調整後は絶好調でございます♪

 

 

 

 

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