おいしいこっぱ餅を搗きました
12月21日(土)、森下一茂さんと砂川浩二さんのいとこ家族集まって、森下さん宅でこっぱ餅を搗きました。
まず白餅を搗いて適当な大きさに分けて、コッパを蒸す蒸籠に入れて二度蒸しします。
今では珍しくなった四角い蒸籠に入れて平釜で蒸し上げます。
味付けは白砂糖と甘味を増すための塩、そして隠し味に黒砂糖も少し使い、さらに香りが良くなるヨモギも入れるそうです。
蒸籠で蒸し上がったコッパと餅を機械に投入し、餅を搗きます。ヨモギもここで一緒の練り込みます。一旦搗いた餅にさらに調味材料を手でまんべんなく混ぜ込んで、再び機械に投入。
仕上がりのこっぱ餅が出てきます。
使った機械は通称「びびっ出し」と呼ばれている「練り出し餅つき機」です。
以前は段箱に流し込んで、冷めてから切り分けていましたが、今はフリーザーパックに直接流し込んで密閉保管するそうです。空気に触れず、おいしさを保つことができるそうです。
出来上がったこっぱ餅は正月前に親戚の皆さんに送っているそうで、砂川さんは「毎年楽しみに待ってくれている人がいるのでやめられません」と話しています。
大江伝統のこっぱ餅作り、長く続いて欲しいですね。