強い寒気が流れ込み、潜伏キリシタンの大江の里も冷え込みが強まりました。

古寺様への小径の傍らに凛とした鮮やかな白の水仙が咲いていました。

気品のある甘くさわやかな香りと清楚なその姿は、嫌な気分をリセットしたり前向きな気分になれない気持ちを癒してくれます。

水仙


天草ロザリオ館の南西向かいの丘の中腹に、樹齢三百年を超すといわれるソテツの木が残り、地蔵尊が祭られ地元では古寺様と呼ばれています。

ここは、キリスト教布教時代、最初の御堂(教会)があった場所と伝えられています。

また、キリシタンが迫害された時代、捕らえられた神父が生きながらにしてここに埋められたとの伝説もあり、殉難後に地蔵が祀られ、潜伏キリシタンの人たちが地蔵尊に見せかけ、実はマリア様としてひそかにお祈りをしたといわれています。

古寺様

古寺様

古寺様
潜伏キリシタンの里大江にも珍しく雪が降りました。

積もるほどではなく、きれいな雪景色とはいきませんでしたが、はらはらと降る雪に思わず感動を覚えました。

雪の天主堂
澄み切った青空のもと、黄金色のイチョウの葉が風に吹かれてはらはらと舞っています。

イチョウの根元ではサザンカが咲き始めています。

初冬の景色と白亜の天主堂のコントラストが美しいです。

思いのほか季節は早足です。

イチョウ、サザンカ、天主堂



潜伏キリシタンの大江の里に、どこからともなくキンモクセイの甘い香りが漂っています。

ふとあたりを見渡すと、オレンジの小さな花が樹木全体を覆うように咲いています。

登下校時にどこからともなく漂っていた香りとともに、幼き頃の思い出がよみがえり、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれます。

上品な甘い香りに反して、控えめな小さな花弁を持つことから「謙虚」や「気高い人」というような花言葉になったといわれています。

秋の深まりを教えてくれる代表的な花です。

キンモクセイ





潜伏キリシタンの大江の里、澄み切った秋空に映える天草ロザリオ館と大江天主堂。

足音もなく行き過ぎる季節を見送っています。

10月の教会
ピンクの芙蓉(フヨウ)の花が大江の里の秋を彩っています。

その柔らかな花姿と美しい見た目から「繊細な美」「しとやかな美人」という花言葉がついています。

夏から秋にかけてハイビスカスに似た花を咲かせ、朝方花が咲いて夕方にはしぼむ一日花です。

足音もなく季節は過ぎ、朝夕は空気がひんやりと感じられるようになりました。

芙蓉(フヨウ)の花にも夏とは違った趣を感じます。

ちょっぴりセンチメンタルな気分になる季節となりました。

芙蓉

芙蓉


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