今年は記録的な猛暑の影響で彼岸花の開花が遅れているようです。

残暑が厳しい日々の中、朝夕には初秋の気配が忍び寄っています。

ほほを優しく撫でる風が心地よく、まるで秋の訪れを告げるかのように静かに吹き抜けていきます。

足音もなく過ぎゆく初秋の季節を運んできます。

彼岸花
記録的猛暑が続いていましたが、立秋を境に一転して災害級の雨が訪れています。

少しだけ気温は下がったものの、まだまだ熱中症に対する警戒が必要です。

猛暑のなか、精一杯命をつないでいたポーチュラカが一輪の花を咲かせています。
こちらは久しぶりの雨に潤い嬉しそうです。

一生懸命命をつないでいる姿に心を打たれます。

「与えられた環境のなかで、できるだけの努力をして成果をつくりだす」ことの大切さを語りかけているようです。

ポーチュラカ




潜伏キリシタンの大江の里に、サルスベリが鮮やかなピンク色の花を咲かせています。

真夏の炎天下で咲き誇る姿は、まさに夏の風物詩と言えます。

蒼天と白亜の天主堂を背景に咲くサルスベリは一層美しく、夏の思い出を彩ってくれることでしょう。

サルスベリと天主堂

暑い夏の風物詩といえばセミの声。
朝方聞こえていた蝉の鳴き声が聞こえてきません。
猛暑のなか、セミも一休みといったところでしょうか。

ヤマユリが強い日差しにも負けない輝きを放っています。
セミの鳴き声と相まって、故郷の夏景色や幼き日の思い出を呼び起こしてくれます。

ヤマユリ
例年より早く梅雨が明け記録的な猛暑が続いています。
蒼天に映える白亜の大江天主堂です。
今日は大暑、ロザリオ館スタッフ一同、暑さに負けず頑張っています。

蒼天に映える大江天主堂
カノコユリが鮮やかに咲いています。

花弁に鹿の子模様の斑点があることからこの名前がついています。

7月から8月ころ咲くことから七夕ユリとも呼ばれています。

今日は七夕、梅雨明けが早く猛暑に見舞われていますが、織姫と彦星は今夜無事に出会えそうです。

短冊にどんな願いを託しましたか。

しばし現実のわずらわしさから離れて夜空を見上げてみませんか。

もう会えなくなった人、もう一度会いたい人への思いを馳せるのもいいかもしれません。

思い出のページをひもとくと、優しい笑顔が鮮やかによみがえることでしょう。

鹿の子百合

潜伏キリシタンの歴史を偲ばせる大江の里は新緑の爽やかな風が薫り、小鳥たちがさえずり命が躍動しています。

天草ロザリオ館も丘の上に建つ白亜の天主堂とともに輝きを見せています。

五月の天主堂
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