白鶴浜の松林の中で、中向迫が祭る水天宮祭りが、6月6日に行われました。早朝から参道の清掃や茅の輪づくりなど準備を行い、神事の後、「水無月の夏越の祓する人は、千年の命のふといふなり」(みなづきのなごしのはらへするひとは、ちとせのいのち、のぶといふなり)と唱えながら直径約1.3メートルの輪を3回くぐり水難事故防止や長寿や健康を祈りました。尚、この模様は6月10日(木)午後6時30分頃からNHKテレビ「クマロク!」で放映予定だそうです。

 この水天宮祭りは170年以上続く中向地区の伝統行事です。

 

水天宮祭1

 

水天宮祭2 

 

この祭が終わると夏到来です。白鶴浜海水浴場では海開きが行われます。その概要をお知らせします。

詳細については指定管理者の天草西海岸リゾート開発の長田さん(電話0969-42-1075)までお願いします。

海開き日時:6月13日(日)

海開き場所:白鶴浜海水浴場

「神事」9:00~白鶴浜海水浴場の安全と繁栄を祈念して神事を執り行う。

「開会式」10:00~海開きイベントの開会式を行う。

「カヌー無料体験」10:30~小学生以上によるカヌー体験を開催。参加無料 先着50名様

「ジェットスキーにてバナナボード無料体験」10:30~一般参加によるバナナボード体験を開催。参加料無料で先着100名様

体験参加者には「昼食券」をお渡しします。

当日見学引率の方にも「無料昼食券」を発行します。

前日よりお越しの際は宿泊施設の手配を行います。(1室5200円 14室有)

白鶴浜海水浴場海開きチラシ もご覧下さい。

6月6日白鶴浜 

6月6日の白鶴浜海水浴場 安全と賑わいを願って!

 

 

6月6日(日)に開催された第3回天草市消防操法大会に、天草市消防団天草方面隊第3分団(高浜地区で編成)の選抜選手5名が出場しました。
2ヶ月間のきびしい訓練の成果を発揮し、すばらし操法を披露しました。
惜しくも入賞はのがしましたが、個人の部では全員3位以内に入っていたそうです。

操方大会1
最後の調整段階です


操方大会2
本番を前に最後の打ち合わせの様子


操方大会3
指揮者の「操作はじめ!」で操法が開始です


操方大会5
的を狙って放水します(見事的中!)


操方大会6
「点検報告」で2ヶ月間のきびしい訓練が報われます


操方大会7
すべて終わったあとの記念撮影

すべてを出し切ったような充実した笑顔が印象的です。
左から第3分団長川崎さん、指揮者山田さん、1番員植本さん、2番員大脇さん、3番員秋田さん、補助員方尾さん


 6月6日高浜地区振興会地域づくり部会(清水保邦部会長)では白鶴浜にて、天草パークボランティア協会のご案内により自然観察会を開催しました。

ハクセンシオマネキ1

 

干潟や松林、海岸と熊本県でもこの西海岸や白鶴浜にしか生息していない稀少な生物に ついて指導員の豊田史弥さんの説明に大人から子どもまで25人の参加者は熱心に見つめ、聞き入り、地元の子どもたちでもハクセンシオマネキに初めて触れることが出来、貴重な体験の場となりました。

ハクセンシオマネキ2 

 

観察会では、珍しいマメコブシも見つかりました。「今度都会にいる孫が帰ってきたら連れてこよう!」と参加者や「こんな素晴らしい場所と生き物がいることを知らなかった。もっと多くの子どもたちに体験して欲しい!」とお母さんたちの声がありました。

マメコブシ 

 

じぃ~としていると巣穴からチゴガニがでてきます。観察方法を子どもたちは学びました。

チゴガニ 

 

海岸に咲く「ハマヒルガオ」

ハマヒルガオ 

浜辺と人々の暮らしを探る「里浜づくり」。振興会でも松枯れ対策に、天草のエジソン倉地さんのお話を聞きました。『近隣国の工業化で酸性雨が降り、土壌の菌が死に、かつて松は菌の栄養を吸収していたがそれが出来なくなり、松の体力がなくなり松食い虫がくると枯れてしまう。以前の松は松食い虫が来ても松ヤニを出し、傷を治癒していた。松ヤニは松の血液と同じ。今は松ヤニを出す元気な松が無くなり、すぐに松食い虫がくると枯れるので、その酸性雨の土壌に銅スラグ(珪酸鉄)を蒔くと作用し、土壌菌が復活する。東光寺の松や本渡南小の松は生き返った。松枯れが10日毎に効果を示した。但し完全に枯れたものは効果がない』とお伺いし、振興会でも白鶴浜の松に試験的に、この倉地さんの研究成果の銅スラグを蒔いています。成果は上々のようです。

 

銅スラグを蒔いた松の近くに「ハマボウフウ」もあります。

ハマボウフウ1 

 

「ハマニガナ」も見つかりました。熊本県絶滅危惧種です。

ハマニガナ 

最後に観察会に20種の生物の解説資料を提供いただいた豊田さんより「砂浜には最初にこのような稀少な植物が生えてくる。白鶴浜はウミガメの産卵地で植物の根が張ることで産卵がしにくくなる。そこを地域で考えて欲しい。」などがあり、里浜明察までこのような活動を皆で続けて行けたらと思いました。




 今年1月7日に剪定し挿し木を行った高浜葡萄が順調に育っています。この高浜葡萄は諏訪地区の1軒だけに残されていて、明治40年の「五足の靴」の旅では「高浜の町は葡萄で掩われている、家毎に棚がある、棚なき家は屋根に匍わす」と記述されています。戦中、葡萄は贅沢品であるとのことで多くが伐採されたと聞いています。

 この高浜葡萄を増やし残していこうと計画し賑わいプロジェクトメンバーが植え付けています。

 

6月になってからの生育状況です。

高浜葡萄1 

 

それぞれの土や砂などで試行してます。

高浜葡萄2 

 

根も順調に伸びています。

高浜葡萄3 

 

原木も青々と葉を付けています。

高浜葡萄4 

 

成熟した高浜葡萄の実(例年お盆頃成熟します。)将来や葡萄酒やお菓子作りにと夢を持っています。

高浜葡萄5 

 

本編とは関係はありませんが、同じ諏訪地区にある「根性玉葱」Fさんから教えて貰いました。コンクリートの隙間から玉葱が。

根性玉葱 

 

 6月6日はお知らせしてますように「白鶴浜自然観察会」を開催します。絶滅危惧種が紹介されます。

 高浜葡萄もなくならないようにと皆さん熱く努力されています。

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