どんくタイトル
3-5境界を知らせる地名の島
 江戸時代より昭和まで境に関しての紛争は各所に見られた。
 御所浦 樋島
黒島牛深村 久玉
 阿村赤島樋島
 須子 御所浦
 下浦 魚貫
 野釜島 楠甫
などの島々はその位置所在を示すもので「黒島」「黒崎」などは村のあるいは部落の境である。
「赤島」は村の中央である。「黒島、赤島」は長崎県の「奈良尾」、鹿児島県の「十島」にみられる。
「黒崎」は「上平」と「下平」、「浅海」と「山之浦」の境である。
 江戸時代、「片島」(龍仙島)は、大島、「法ケ島」は久玉、「馬て島」(海峡の間という意味)は深海東多々良区。