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亀場地区振興会


 亀場町は、天草下島の玄関口に位置し、人口約4,400人、世帯数約1,800世帯、面積約9.9平方キロメートル。主要道路は国道266号で、沿線には地域医療センターや大型ショッピングセンターなどがあります。


 亀場地区振興会は、戦没者追悼式、総合球技大会、アグリチャレンジ、敬老会、町民体育大会、ふるさと祭、イルミネーション設置、ミニバレー大会、おひなさま会、健康づくり帽子岳登山など、さまざまな事業で亀場町を盛り上げています。昨年9月11日には初めての取り組みとして、町内を散策し郷土の自然や史跡に接するとともに、歩くことにより心と体の健康増進を図ることを目的に、かめばウォークラリーを実施し、地域の皆さんから「日ごろ、近所にある名所を意識したことなかった」「こんなところがあるんだ」など、地域にある資源を改めて確認することができたという感想をいただけました。今年は、4月29日(土)に開催を予定しています。前回は食場じきば地域を中心に散策しましたので、今回は亀川地域の名所を回るよう準備をすすめているところです。申込み期限は4月24日(月)までですが、定員130人までですので、皆様早めに申し込みをお願いします。



ウォークラリー募集チラシ(H29)



【問い合わせ先】
亀場地区振興会
Tel/Fax:0969-23-4473


【昨年の様子】


【開会式、準備運動】

開会式・準備運動


【散策の様子】

亀場ウォークラリー


【チェックポイントの様子①】

亀場ウォークラリー①


【チェックポイントの様子②】

亀場ウォークラリー②


【チェックポイントの様子③】

亀場ウォークラリー③

◆亀場地区振興会◆


 亀場町は、天草下島の玄関口に位置する、人口約4,300人、世帯数約1,800世帯、面積約9.9平方キロメートルの町です。主要道路は国道266号で、沿線には地域医療センターや大型ショッピングセンターなどがあり、世帯数は年々増加傾向にあります。


 亀場地区振興会では、戦没者追悼式、総合球技大会、アグリチャレンジ、敬老会、町民体育大会、ふるさと祭、イルミネーション設置、ミニバレー大会、おひなさま会、健康づくり帽子岳登山など、さまざまな事業を行っています。さらに9月11日には、新規事業として亀場ウォークラリーを予定しています。今回は、このウォークラリーのチェックポイントにもなっている地区の名所を紹介します。


志安しあん橋】
 志安橋は、亀場からはじ宇土うとへの往還道で宇土川に架かる石橋です。橋の形式は緩やかなアーチを描く太鼓型の眼鏡橋で、長さ8.8m、径間7.1m、幅3mあり、天草に残る石橋の中では小規模ですが、傷みも少なく、保存状態は良好です。石材は砂岩で、地元の石を使ったものと思われます。明治15年に架橋、平成5年3月22日に市指定文化財になっています。


志安橋


食場じきば神社】
 阿蘇十二社と熊野三社、合わせて十五社を祀る、十五社神社の1つです。拝殿が広く、間柱がないのが特徴です。五穀豊穣・家内安全を願い、10月第2日曜日に例大祭を行っています。
また、5月第1日曜日に虫追い祭り、12月第1日曜に山の神例大祭を行っています。

食場神社1 食場神社2

  
熊野坐くまのざ神社】
 神社の創立年代は不詳ですが、1660年の天草検地帳に記載がありますので、きわめて古いことがわかります。
 10月15日の例大祭では、神楽、獅子舞、神幸行列などを盛大に行い、交通安全守護・家内安全・五穀豊穣・商売繁盛を願います。
 また、子どもが生まれた際に、男の子なら31日目、女の子であるなら33日目にお参りする「髪立て(宮参り)」のならわしが古来よりあります。
熊野坐神社1 熊野坐神社2

  


●問い合わせ先●
亀場地区振興会
Tel/Fax 0969-23-4473
Mail 
kameba@amakusa-cc.jp

プーさん亀場地区振興会プーさん

帽子岳様

【帽子岳様】

 亀場町と枦宇土町と楠浦町の境に、“帽子岳”という山があります。この帽子岳は、近くに住む人々から、帽子岳様と呼ばれています。なぜ、帽子岳様と呼ばれるのか、それはこの山の頂上に神様が祭ってあるからです。

 帽子岳様に参拝する人は、若者が多いという特徴があります。それはなぜかというと、帽子岳は帽子を頭にかぶった形をしており、帽子は大切な頭を守るためのもの、つまり、帽子岳様は頭脳の神様であります。頭をよくしてくださる神様として昔から信仰されており、望みの高校へ進学したい、希望の大学に合格したい、そんな願望を帽子岳様は成就させてくださるとして、例祭の日には、若者の参拝者が多数訪れています。

 また、帽子岳様は蟻の神様とも言われています。浜の塩砂を藁筒の中に入れ、それを帽子岳様に献上して参拝する。そして、その塩砂を少々いただき、家に持ち帰って大黒柱の敷石の上に置くと、蟻が家の上に上がらず、蟻の駆除をしてくださると言われています。

 そのほか、帽子岳様には次のような不思議な話が伝えられています。

 むかし、食場の人々は帽子岳に登ったり降ったりして祭りをするのが、苦になったのであろう。「食場ん氏神様と帽子岳様ば、いっしょにして祭るごつしゅうじゃっか」ということになった。そこで若者たちは帽子岳から神様を食場の氏神様まで、かつぎおろし祭りをしたそうである。すると食場一帯に悪病か流行して多くの人々が苦しんだ。するとだれ言うとなく「あん食場の悪病は帽子岳様のたたりじゃ、帽子岳様ん腹立てらしたと。氏神様といしょに祭りなんかすっでじゃっか」という人が多くでてきた。そこで食場の若者たちは、帽子岳の神様を再びかつぎ上げ、もとの処へ安置し、例祭を旧の二月十六日にきめ祭り、その後悪病も流行しなくなったと言い伝えられている。(亀場町誌より)
帽子岳様の神様 例祭へ訪れる若者たち
 本年度の例祭は、313日(日)に行われます。亀場地区振興会と食場地区との協賛で、“健康づくり帽子岳登山”を開催し、食場地区婦人会より、参加者に豚汁、おにぎり、ぜんざいを無料提供いたします。詳細につきましては、亀場地区振興会(TEL0969-23-4473)へお尋ねください。
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