今回の”結婚に関しての豆知識”

 

”ウエディングケーキ”について

 

歴史は大変古く、古代ギリシャ時代に遡り、ギリシャのロードス島で作られていたジンジャーブレッドなどのスパイシーケーキ(香辛料入りのケーキ)に由来すると言われています。

これが結婚式のお菓子として常用されていたが、やがて砂糖、バター、卵、豊饒を意味するぶどう繁栄を意味する木の実の他、さまざまなフルーツや洋酒を加え、固く焼き上げたフルーツケーキへと形を変えていきました。

ウエディングケーキは、結婚する両家の人が小麦などの材料を持ちよって作ったのが始まりで、砂糖が貴重だった時代に豊かさと繁栄と幸福のシンボルとされていました。

 

18世紀の後半になると、イギリスでケーキに飾りを施し、陶器などでできた花嫁と花婿を模した人形が作られ、現代のウェディング・ケーキの原型となりました。

それまでのウェディング・ケーキは1段でしたが、19世紀の中ごろには、ウェディング・ケーキは3段になり、1番下の段は当日の出席者に、2番目の段は欠席者に配られました。そして1番上の段のケーキは夫婦の最初の子どものためにとっておくという習慣が生まれました。

 

では、日本ではいつからウエディングケーキを結婚式に取り入れたのでしょう??

日本で初めてウェディングケーキが初めて作られた1877年、明治10年頃。鎖国が解かれた勢いで外国文化が大量に日本に入ってき、日本人もウェディングケーキを作ってみたようですが、すぐに戦争などが始まり、あまり定着もしなかったようです。

日本でウェディングケーキが普及し始めたのは、昭和30(1960)年頃。

ビッグスター、石原裕次郎と北原三枝(荒井まき子)の人気スターの結婚式での段重ねのウェディングケーキが大きく取り上げられたのが、本格的に日本で普及した起源。

ビッグスターの影響力はすごい!!

その時に作られたケーキは、4人の菓子職人が3日がかりで作ったもので、9段重ねで高さ1m。

すごく、豪華なケーキでした。

このころから、高く豪勢なケーキが流行り始めました。

 

☆小豆知識☆

最も高いウエディングケーキはこの人!

日本にウエディングケーキの文化が定着し、これを契機に、芸能人の結婚式ではウエディングケーキの高さを競うようになりました。なかでもすごく高いケーキを使ったのは・・・・!!

平成元(1989)年5月31日に行われた五木ひろしと和由布子の結婚式の時に登場したウエディングケーキ。

高さはなんと11mにも及んだとか。これは、3階建ての建物に匹敵するほどの高さだそうです。

 

わ~~~全部は食べれない。そう思ったのは私だけでしょうか?

ちょっと挑戦してみたい気もしますが(●^o^●)