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 線状降水帯が、発生して、各地に被害をもたらしています。まだまだ、しばらくはこのような日が続きそうですが、皆さまお気を付けください。
 コロナも少し落ち着いた感もあり、観光客の皆さんの来館も増加しており、併せて陶芸の体験をしていただく旅行者の方も増加傾向にあります。何をご覧になり、当館の陶芸体験をお知りになったか、毎回お聞きしますが、多くの方は、当館のホームページをご覧になり、お越しいただいているようです。まことにうれしい限りです。うれしい悲鳴はよいのですが、作品を素焼きする前に、高台(焼き物の底部の丸い台の部分)を削りだしする作業は、当館の職員が、少し土が固まってきたころに手作業でおこないますが、数が増えるとほかの業務ができないくらい忙しくなります。全力でやりますが、窯の順番待ちで少し、出来上がりが遅くなったりする場合もございます。ご了承ください。と言いましても、本焼きまでは、1月半くらいで、完成させるように進めております。これから、天草旅行を、お考えの方は、是非、当館の陶芸体験も選択肢に入れていただければ嬉しいです。(i_n)
○素焼きを待つ作品たち(右側の平たい形の恐竜は、夏休みこども恐竜絵付け体験用です。)
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○高台削りをまつ作品たち
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久々の、みつばちラジオ収録に入りました。毎週、木曜日、生放送の「Be craft」天草文化交流館の番組は、植田アナと電話でやり取りをしながら、当館の情報を発信する5分間の番組なので、館内から、声をお届けしますが、天草市インフォメーションは、スタジオで収録です。真理子アナと2ショットをお届けします。今回の収録は、6月26日、月曜日から7月2日、日曜日まで放送されます。(収録は、6月20日でした。)収録の内容は、「夏休み子ども制作体験教室」のご案内です。よかったら、ラジオの方もお聞きいただければ嬉しいです。(i_n)

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 天草文化交流館では、電動ロクロ体験ができますが、1回の制作に2kgの粘土を使用します。ロクロに、粘土をセットする前に、菊練りという、粘土の中の空気を抜く作業があります。(粘土の塊の中に空気が入っていると高温で素焼きをするときに、粘土の中の空気が膨張して、作品そのものが爆発する可能性があるために行う作業)ですから、粘土の菊練りは、とても大切な作業になります。
 講師役は、職員で行いますので、全職員がそれぞれの工程作業をできることが要求されます。本日は、久々の実習(日々は自己鍛錬ですが)で、職員そろっての実習を熟練職員の指導を受けながら行いました。菊練り3年と言って、菊練りができるようになるだけでも、3年はかかるという陶芸の世界ですが、各職員プロ意識をもって真剣に取り組んでいます。当館のロクロ体験は、予約することでお一人様からでも体験ができますので、興味をお持ちの方は、天草文化交流館27-5665番に気軽にお電話いただければと思います。(i_n)

○熟練職員から指導を受ける職員
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 梅雨に入り、昨日は一日中雨でしたが、本日は、梅雨明けのようなすがすがしい一日となりました。これまで、公用車の割り当てがなく自分の自家用車で用事を済ませていましたが、当館にもやっと車が配備されました。これまで使用していた私の自家用車は、狭い車でしたので、買い物や大きな荷物の運搬ができず、必要に応じて、本庁の車を借りていましたが、今回の車には、期待できそうです。車は、日産のADバンという車種で、どこかほかの部署のおさがりで、しかも、前使っていた部署の名前入りだったのですが、とりあえずちゃんと動く車なので満足です。長い間、使っていなかったのか、塗装に艶がなくちょっと汚いので、これから洗ってあげたり、ワックスをかけたりして大切に使用したいと思っています。当館に来られた際は、この車探してみてください。
 小春日和も今日までみたいで明日から、また雨の日が続く予想になっています。みなさん、体調に気を付けてこの梅雨を乗り切りましょう。夏はすぐそこに待っています。(∩´∀`)∩ワーイ(i_n)


 
 当館の陶芸体験講座は、「成型」(粘土で形を整えて好きな器の形を作っていただきます。)その後、素焼きをした後に、「絵付け」(素焼きされた作品に、好きな色を付ける作業。)する、2回の工程をを経て、本焼きし、作品の完成となります。釉薬の色と焼きあがった作品の色は異なります。なので、完成イメージをしながら、釉薬をかけますが、掛ける時間によって、色合いや出来上がりの絵柄が異なってきます。二度と同じものを作れない多彩な色合いを表現します。今回、失敗作か、成功作かは別として、釉薬のかかった作品と、焼きあがた作品を少しだけ紹介します。陶芸マジックをご覧ください。様々な、色合いの見本は、絵付け体験に来られた方の参考にしていただければ嬉しく思います。(i_n)

○全体に黒の釉薬をかけて、乾いたのちに、さらに白の釉薬を全体にかけたものです。(3秒づつかけたので、釉薬が濃すぎた作品です。)
絵付け時
3全黒全白

本焼き後(完成)
3本焼き202325

○側面に縦に撥水材(釉薬をはじく薬品)で縦線を入れて、全体に白の釉薬をかけ、外側側面に緑の釉薬をかけたものです。(3秒ずつかけましたが、撥水材をかけたところは、陶器の地肌がそのまま出ています。)
絵付け時
6外撥水全白半オリベ

本焼き後(完成)
6本焼き20230525

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