3月2日(日)、有明町では一斉に津波を想定した避難訓練が行われました。
下津浦でも各地区の避難場所に150人ほどが避難されました。
私たちの記憶に新しい東日本大震災という悲しい出来事から丸3年が経とうとしていますが
海岸沿いに面した有明町一帯も決して例外ではなく、いつ起こりうるかもしれません。
もし、実際に起こった時に必ずしも皆が家にて訓練で避難した場所に逃げられると限りませんし、
訓練のように時間がわかっているわけではないのですが避難訓練をすることで、再度災害への意識が
高まるのだと思います。
この日、下津浦地区コミュニティセンターでは避難訓練後に天草市社会福祉協議会(有明支所)の主催で
『災害ボランティア養成研修』が行われました。
約50名ほどが参加され、日赤熊本県支部から講師の方をお迎えし、
避難所での支援とィア災害ボランティアの講義をを受けられ炊き出しなどの実習も行われました。
↓ ↓ ↓ ビニール袋に米や水を量り入れる様子
↓ ↓ ↓ビニールの口をゴムでしっかり縛ったら炊き出し用の大きな釜で炊きます。
ご飯が炊きあがるのを待つ間、再び大会議室ではAEDを使用した救急法の
説明や、心臓マッサージの実技講習を受けられました。
↓ ↓ ↓ 胸骨圧迫の実技の様子(胸骨圧迫30回)
ここで救命処置の説明をするのは難しいのですが、参加者の皆さんは
このような場合はどう対応したらよいのかなどの質問をされるなど実技以外にも
積極的に取り組まれていました。
↓ ↓ ↓ 先ほど炊きあがったご飯にレトルトカレーをかけて皆さんで試食されました。
起きてはならない災害ですが、万が一に備え意義のある研修だったのではないでしょうか・・・。