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須子地区振興会


幻想的な美しい“あかり”・・・「竹あかり祭り」を実施しました。


須子地区振興会では、去る8月14日(月)、須子桜運動公園(須子グラウンド)で、今年で4回目となる「竹あかり祭り」を実施しました。


 本会地域交流部会員を中心とした有志の皆さんで作成された美しい約1,000本の竹灯ろう(約2,000本の灯火)が、地区住民やお盆の帰省客など多くの来場者を魅了していました。地区の子どもたちが和紙に絵を描いたものを張り付けた竹灯ろうもあり、自分で描いた絵を見付けて喜ぶほほえましい姿が見受けられました。


 また、かき氷・ジュース・ビール・串焼きなどのバザーも行われ、ほろ酔い気分で祭りを堪能されていました。

 この「竹あかり祭り」が、多くの来場者の素敵な思い出の一つになったことだと思います。


竹あかり祭り①


竹あかり祭り②


竹あかり祭り③



お問い合せ先

須子地区振興会事務局

0969-53-0057

須子地区振興会


 須子地区は天草諸島の天草上島の北部に位置し、北は有明海、南には天草第2の高峰「老岳おいだけ」に囲まれた自然豊かなところです。


 須子地区には、いくつかの民話が伝わっており、代表的な民話を2つ紹介します。詳細は、須子地区振興会のホームページ有明の民話切り絵画集で!


 一つは、「老岳の神様」です。
 老岳の山頂にある「老嶽おいだけ神社のご神体」と大浦地区の通称「ビクン石」は元々須子地区の海岸、高岩たかいわ付近(現在は、神楽崎かぐらざきとして祀られている)で仲良く暮らしていたと言われています。それが、ひょんなことから一つは老岳山頂の神様、もう一つは大浦地区の山の中へ…というお話です。


 また、もう一つが「から芋と盗人」です。
 当時、御禁制品(他所への持ち出し禁止)だった「から芋(さつまいも)」をなんとか天草へ持ち帰り、植えてみたものの一向に花も実もつきません。そんなある日、盗人がやってきて…というお話です。この民話の中で、御禁制品のから芋を持ち帰って、天草中に広めたと言い伝えられている地名として、須子の名前が登場します。
 そこで、この民話にあやかって、『寂れた田舎を活気づけよう』、『田舎を思い出して酌み交わそう』との思いから、遊休農地を活用して栽培した「から芋」で、『天草須子芋焼酎ふのよか』を、平成24年度から製造を委託し、須子地区の酒屋にて3代目:25度と原酒を販売中です。


 田舎にしかない宝。先人が伝え続けてきた伝統・民話を、子から孫へ、そして未来へ伝え続けていくのが、現在(いま)に生きる私たちの使命かもしれませんね。


 詳しい内容は、須子地区コミュニティセンター(℡0969-53-0057)へお尋ねください。


◆高岩(神楽崎):上段とビクン石


神楽崎


ビクン石



◆須子地区振興会のから芋(さつまいも)畑


から芋畑1


から芋畑2



◆天草須子芋焼酎「ふのよか」


「ふのよか」


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