天草市教育委員会の主催による芸術ふれあい出前コンサートが大江小学校で開催されました。
今年は、ピアノとヴァイオリンによるコンサートです。
ピアノ 鳥羽瀬宗一郎氏 天草市五和出身
ヴァイオリン 上里はな子氏 愛知県出身
お二人による、素敵なそしてゴージャスな午後のひとときを堪能しました。
ヴァイオリンを間近で見たことがない子どもがほとんどでした。
しかし、「弓の糸は馬のしっぽの毛」とほとんどの子どもが答えたのはちょっと驚きでした。どこから仕入れた知識なのかなあ?
ヴァイオリンの木が、松やかえでであることも教えていただきました。
「このヴァイオリンいくらと思う?」
こちらが思わず目を丸くするような質問が、子どもたちへ。
「50万円!」
子どもなりに精一杯高い金額だったのでしょうが・・・
演奏方法も、通常の奏法だけでなく、フラジオレットやピッツィカートという奏法も教えていただきました。
個人的には、バッハ無伴奏パルティータ3番 ガボット が圧巻でした。本当に間近でこんな曲が聴けるなんて・・・・
テクニックもすごいものがありますが、なんといってもヴァイオリンの音色がすごいです。繊細な蜘蛛の糸のようにきらめく細い音もすれば、これがヴァイオリン?と思われるような、迫力のある力強い音もします。
ヴァイオリン 1本だけで・・・・・・・・・
エルガーの「愛の挨拶」
タイスの瞑想曲
チャルダッシュ
そのほかにも、サプライズで、校歌演奏もしていただきました。
お二人の豪華な伴奏で、子どもたちは大きな声で歌うことができました。