●オリーブとは


∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲

オリーブはモクセイ科オリーブ属に属する常緑樹で、5,000年~6,000年もの昔から地中海沿岸の地域で栽培されていたといわれています。

その品種は多く、世界中に1,000種類以上ともいわれていますが正確な数は把握されていません。

またオリーブは平和の象徴としても知られ、国連旗のデザインは、人類の平和と幸福を願い、地球をオリーブの葉で囲ってあります。

国連旗

 

国連旗

▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲

●オリーブの実

7月頃から結実し、色は
黄緑→黒

と変色していきます。

数多くの品種があり、品種によって味や油の含量も違ってきます。

オイル用と塩漬け用に大別され、9月~10月の緑色の実は塩蔵や新漬けなどの加工食品として、11月~12月の赤紫・黒色の実は主にオリーブオイルとして利用されます。

 

青い実・赤い実

 

*オリーブオイルの健康効果*

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、血液中の悪玉コレステロールを抑える働きがあります。

これにより、心臓病・動脈硬化・高血圧などの生活習慣病を改善、予防することができます。

また、オリーブオイルに含まれる抗酸化成分により、老化や病気の原因となる活性酸素の働きを抑えると言われています。

 

植物油の多くは加熱工程を経て作られますが、その際に人体に有害であるトランス脂肪酸が発生します。

これに対し、オリーブは生の果実をそのまま絞るだけでオイルを抽出することができるため、トランス脂肪酸を全く含まない健康的なオイルを作ることが出来ます。


∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲

●オリーブの種類

 

塩漬など加工食品に向いている品種と、油の量が多いため搾油に向いている品種があります。

日本国内では主に以下の四大品種と呼ばれるオリーブが栽培されています。


品種名

原産国

用 途

特    徴

ミッション

アメリカ

塩漬・
オイル

寒さに強い晩生系品種。含油率は15~19%と高い。1本では結実しにくいので、別品種と一緒に植えるのが望ましい。香りが良く品質も優れている

マンザニロ

スペイン

塩漬

世界中で多く栽培されている早生系品種。果実は大きく柔らかいため傷果になりやすいが、収量は安定性がある。含油率9~14%

ネバディロ・ブランコ

スペイン

オイル

含油率17%のオイル用早生系品種。花期が長く、花粉量が多いため受粉樹としても利用される

ルッカ

イタリア

オイル

生育が早い中生系品種。含油率は25%と高く品質も良い。また、耐病性にも優れている


オリーブの花  

●オリーブ関連商品


食 品

 新漬け・ピクルス オリーブペースト
 オリーブドレッシング ジャム
 お菓子 オリーブパスタ
 オリーブサイダー オリーブカレー


 

 

化粧品

 シャンプー

 トリートメント

石鹸
 化粧水 美容液
 スキンクリーム 香水


  *オリーブの葉は、ポリフェノール、鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれるため、健康茶として利用されています。

 

 

 

∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲∇▲