崎津天主堂(河浦町・崎津地区)

「東洋のハルシュタット」とも呼ぶべき景観。世界遺産登録のための運動が続けられる地区です。今の天主堂は昭和9年に建て替えられました。天草下島の西の果て、羊角湾の入り江の奥に静かな佇まいを見せる崎津天主堂はかつて海外と深く交流していた天草の歴史の象徴です。中は畳敷きです、珍しいでしょ?

場所は島の中心地・本渡地区から40分ほど南西に下ります。近隣に観光駐車場などあります。街全体が独特な雰囲気を持ってますから是非色んなアングルからカメラに収めて下さい。因みにその敷地にまだ庄屋が建っていた頃には勝海舟が観光丸で立ち寄ってます。

 

西海岸(天草町・下田地区)

羊角湾の外に広がる東シナ海。崎津を出て水平線を見下ろす海岸線を北上すると数百年の歴史を持つ下田温泉があります。ナトリウム泉で保温性が高く、またアトピーに効くといわれています。小生が独自に測定した結果からも極めて良質な温泉と思われます。

礒釣り客でも賑わう下田の海岸は一帯からの落日が夕日百選にも選ばれています。

また海水浴を楽しむならサーファーにも人気の白鶴浜が崎津と下田の間にあります。白磁で有名な窯元も同じ地区にありますから、是非じっくり時間をかけて巡って欲しいエリアです。

 

 

 

 

SWEETS!!

旅には美味いモンがないと!

崎津に行ったら食べて欲しいモノがこれ。

女性パティシエが作る季節の果実を使ったロールケーキ。

画像は「栗」のロールケーキです。

 

この洋菓子店の名前は「くろしお」。

崎津に唯一の信号交差点から内陸側に入った道沿い、ご自宅の一角をお店にしてあります。

他にも地元食材を使ったものが色々ありそうなので、ここのケーキをパクつきながら崎津、及び西海岸を訪ね歩いてみて下さい☆

 

 

 

かつて船舶が主要交通手段だった時代、西海岸は海外にひらけた地域でした。中世の海上交通史を考察する上でも重要な場所といえましょう。コレジョ館にはグーテンベルグ活版印刷機のレプリカなど、当時の天草の文化レベルが世界最高水準だったことを物語る遺物が展示されています。また西海岸は陶石の生産も日本一で焼き物の歴史を語るに欠かせません。

戦後に陸上交通が主になってからは不便な状態が続きましたが、現在では道路整備が進み、通行の不便は殆ど感じないでしょう。WindingRoadも豊富で交通量も少なく、冬でも主要ルートの路面凍結が滅多に起こらない天草エリアはバイク&スポーツカー天国なのです。

時間が許せば小生が直にお伴してdetailsを紹介しますよ!

 

 

天草観光ガイドの総合サイトは下のURLへ

http://kankou.amakusa-web.jp/

 

 

2013年08月30日更新