「四輪総アライメント調整!」と意気込む前に...
画像で小生がレンチをかけてる部分は前輪の「タイロッド」と呼ばれる操舵部品です。この長さを変えることによりクルマを「内股」か「外股」に調整出来ます。「内股=トーイン」、「外股=トーアウト」。ほとんどのクルマはトーインをつけることで直進安定性やターン時の切れが確保されます。ドイツ車のように高速走行主体に考えられたクルマは強めのトーインがつけられています。
段差乗りあげとかでこの調整が狂うと安定性が悪くなったり、直進時にステアリングホイールが片方に傾くようになります。また新車時に必ずしも適正値に合わせてないものもありますよ。
気になる方はぜひ一度ご来店を。本格的な4輪総調整までしなくともこれでずいぶんと改善することが多いのです。