直接フリーキックは、下記の項目に、不用意に、無謀に、あるいは過剰な力で犯した時、審判の判断した場合に相手チームにフリーキックが与えられます。

 

①相手選手を蹴ること。(キッキング)

 

②相手選手をつまずかせる。(トリッピング)

 

③相手選手に飛びかかる。(ジャンピングアット)

 

④肩によるものも含め、相手をチャージする。(ショルダーチャージ)

 

⑤相手選手を打つ。(ヒッティング)

 

⑥相手選手を押す。(プッシング)

 

⑦相手選手抑える。(ホールディング)

 

⑧プレーしている相手選手に向かって滑り込む。(スライディングタックル)

 ただし、ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で行うものを除きます。

 

⑨ボールを意図的に手で扱う。(ハンドリング)

 

守備側は相手のキックイン位置より必ず5m以上離れなければなりません。

直接フリーキックは、上記の反則が起きた場所から行います。ただし、フリーキックが守備側チームに対してそのペナルティーエリア内で与えられた場合は、ペナルティーエリア内のどこから行ってもよい。

 

間接フリーキックは、

おもに、ゴールキーパーが違反を犯した場合、相手チームに与えられるフリーキックの事です。

間接フリーキックになるのは、次のような場合です。

 

①ゴールキーパーから出されたボールがハーフウェーラインを超える前、又は相手側の選手にボールが触れる前に、味方選手のボールをゴールキーパーが受ける。(バックパス)

 

②味方選手の意図的なキックによる、ゴールキーパーへのパスを手で触れること。 (バックパス)注:味方選手のキックインからのボールも同等の反則になる。

 

  1. ③ゴールキーパーが4秒を超えて、自陣でボールを手または足でコントロールしている時。(4秒ルール適用) 注:相手ハーフ内で、ボールに触れたり、コントロールしているときは除きます。

 

上記以外でも審判が違反を犯したと判断した場合、間接フリーキックが与えられます。(デンジャラスプレー、ハイキックなど)

 

『間接フリーキック』の反則は、違反の起きた地点から行います。守備側は相手のキックイン位置より必ず5m以上離れなければなりません。ただし、反則が起きた地点がペナルティーエリア内の場合、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行います。

○バックパスについて

 

試合が行われているインプレー中・ゴールクリアランスでGKから出されたボールが自陣内で相手プレーヤーに触れる事なく、直接味方プレーヤーから戻されたボールをGKが触れてしまった場合に「バックパス」として反則を取られます。(GKの体に触れても反則になる)

 

 

反則を取られた場所が、ペナルティーエリア内であれば、ボールに触れた地点から最も近いペナルティーエリアライン上からの間接フリーキックになります。ペナルティーエリアの外であればそのフィールドの地点からの間接フリーキックとなります。

 

この時、守備側は相手のキックイン位置より必ず5m以上離れなければなりません。GKも同様です。

 

バックパスの反則を取られない為には、キーパーからプレーが始まってなければ、「キーパーに戻しても良い!」と考えておくと解りやすいと思います。
もしくは、
・キックインでプレーが再開される。
・相手陣地内にボールが入るまたは、ハーフウェイラインを越える。
・相手競技者によって触れられるかプレーされる。

この3つのどれかが行われるとバックパスへの制約が解除されます。

 

4秒ルールについて

 フットサルでは、4秒以内にリスタートを行わなければならない『4秒ルール』と言うルールがあります。これは少しでも試合をスムーズに進行するためのルールです。 4 秒ルールは、キックイン、ゴールクリアランス、コーナーキック、フリーキック(間接、直接)その他にキーパーがボールを保持している時も適応されます。キーパーが自陣でボールを4秒以上保持し続けてはいけません。


いつから4秒を計っているか?・・・基本的にリスタートできる体勢が整った時点から数え始めます。その際に審判も選手に声をかけたり手を上げてカウントを始めます!例外もあります。リスタートする際に相手選手が5メートル以上離れていない場合、審判が相手選手に指示している時はカウントされません。ですが明らかに蹴れる状態でボールを保持していたりするとその時点から、カウントされます。4秒過ぎてしまうと反則になってしまい、ますので注意が必要です。

 

 

今日は、フットサルのルールについて簡単に書きます。

 

チームについて

フットサルは、5人(ゴールキーパーを含む)でチームを組みます。

試合開始の時には必ず最低5人が揃わなければなりません。

退場によってチームの競技者の数が3人未満(つまり二人以下)になった場合、試合を放棄しなければなりません。

 

選手の交代について

交代要員は最大7人までです。選手の交代は、いつでも何回でもできます。
交代には、審判の許可を取る必要はありません。インプレー中でもアウトオブプレー中でも交代できます。

ゴールキーパーも同様で、ゴールキーパーがインプレー中に他のどのプレイヤーとも入れ替わることができます。

ただし、交代は、ピッチに設けられた交代ゾーンで行います。必ず、交代される側の競技者が、完全にタッチラインを超えてピッチの外に出るまで、交代はできません。

これに違反すると間接フリーキックが与えられます。

 

試合時間について

試合時間は、20分ずつの前後半で行われます。
ハーフタイムのインターバルは、15分を超えてはいけません。

 

タイムアウトについて

フットサルでは、タイムアウトができます。

各チーム、それぞれ前後半1分間のタイムアウトが要求できます。
タイムアウトは、要求するチームがボールを保持しているときに限りいつでも認められます。

前半にタイムを取らなければ、後半に2回取れるというわけではありません。前後半で各1回ずつです。

タイムの間は、競技者はピッチの中にいなければならず、監督やコーチはピッチの中に入ってはいけません。
延長戦がある場合、延長戦ではタイムアウトはできません。

 

 

 

前へ  1 2 3 4  次へ ]      16件中 11-15件