「南蛮てまり」は、熊本県の伝統工芸品に指定されています。天草地方で、江戸時代から作りつづけらられてきた「南蛮てまり」ですが、その昔は、お正月の女の子の遊び道具として使われていました。昭和に入り、ゴム毬の普及により、「南蛮てまり」の制作者も少なくひっそりとした時期もありましたが、昭和39年に、当時の本渡市婦人会の皆様の尽力により、その技を蘇らせました。現在も「天草てまりの会」と名称を変更しててその技が継承されています。現在、当館を利用の自主活動のグループも3グループあり、活動も活発です。当館では、通年で初心者向けの教室を開催し、伝承と新たな後継者の発掘、そして市民の生きがいつくりとして活用していただいています。
本日は、令和5年度の「南蛮てまり教室」の初回でした。参加の皆様は、時間を忘れて作業をされたご様子で、「え~もうこんな時間なの?」という声も聞かれました。少しづつ上達され1年後の素敵な作品を楽しみにしています。(i_n)

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