天草文化交流館には、電動ろくろが4台あります。高台削りの様子をアップしてみました。高台は、茶碗の底の窪みを作る作業です。成形した茶碗が、乾いて削りやすい硬さまでなった時期に行います。少し時期が遅くなりますと成形した粘土の表面が固くなり、削りがうまくできない状態になったりもします。実は今回がそのような状況の作品だったんです。その時は、湿らせた、布を作品の表面にかぶせることで、粘土を柔らかくすることができます。初心者の方では、作品が厚くなりすぎたりすることもありますので、この作業の時に、お椀の表面を削り、ふつう使いできる重さになるように側面を削り取る作業も行うことができます。今回は、電動ろくろを使い、作業している様子と削り後の作品を載せてみました。この後、乾いた作品を素焼きし、さらに絵付けする作業が待っています。今は、指導員と受講者の方、受講者同士の方の距離が近く、長時間にわたることから、蔓延防止期間中は実施しておりませんが、現状が終息しましたら、体験することができますので是非当館にお越しください。蔓延防止期間中以降の受け付けは現在でも行っております。(n_i)
高台削り1
高台削り2
キーワード: 文化
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