高台ってなに?
高台ってご存知ですか? 陶芸を経験してみたことがある方はご存知かもしれませんが、普段はあまり気にもとめないと思います。お茶碗やお湯のみをひっくり返してみると、底の部分丸い輪っか状のものがついているのが高台です。
高台があることによって、直接手が触れないので、熱いものも持てるとか、テーブルを傷つけないなどの意味があり、デザイン的なものもあります。
陶芸をやり始めると、外食などで気になった器があるとついついひっくり返して高台をみたりしてしまいます。高台には名が入っていたりもするので、どこの窯元さんなのか確認したりもします。
このような高台は、作品を作ったときにはなく、ある程度乾かした後、削りだす作業があります。
写真は、作ったばかりの作品の裏側と、高台を削り出している時の写真です。
陶芸は、やり始めるととても奥の深いものです。形を作って楽しみ、絵や色を付けて楽しみ、どんな焼き上がりになるかドキドキしながら待ち時間も楽しみ、使って楽しむ。
私ももう20年近くやっておりますが、まだまだどころか、納得のいく作品をいまだ作ってことがないかもしれません。
納得のいく作品が出来たと思えた日は、もう陶芸に意欲がなくなったときかもしれません。 (y・y)