天草押絵は、江戸時代から天草で作られてきた伝統工芸で、厚紙に、綿を載せて、着物の生地で巻いたものを重ね合わせて作るもので、人型や花などを作ります。当初は、ひな人形型に作った作品に、竹串をつけて、もうそう竹を縦割りしたものに、穴をあけ、立てる、立ち雛が作られ、節句に贈られていたと伝えられています。型紙を厚紙に写し、ゼロから作り上げるのは、手間暇かかりますが、完成した時の喜びはひとしおです。
少し前まで、キットも発売されていましたが、現在では、手作りでしか作ることができません。年間通して、当館でも教室を開催しております。これから、何か新しいことにチャレンジしてみたい方、ぜひ、教室の様子を見学に来ていただければと思います。年明けて、3月から受付を開始します。4月からの1年間、新しいことにチャレンジしてみませんか?