当館の陶芸体験講座は、「成型」(粘土で形を整えて好きな器の形を作っていただきます。)その後、素焼きをした後に、「絵付け」(素焼きされた作品に、好きな色を付ける作業。)する、2回の工程をを経て、本焼きし、作品の完成となります。釉薬の色と焼きあがった作品の色は異なります。なので、完成イメージをしながら、釉薬をかけますが、掛ける時間によって、色合いや出来上がりの絵柄が異なってきます。二度と同じものを作れない多彩な色合いを表現します。今回、失敗作か、成功作かは別として、釉薬のかかった作品と、焼きあがた作品を少しだけ紹介します。陶芸マジックをご覧ください。様々な、色合いの見本は、絵付け体験に来られた方の参考にしていただければ嬉しく思います。(i_n)
○全体に黒の釉薬をかけて、乾いたのちに、さらに白の釉薬を全体にかけたものです。(3秒づつかけたので、釉薬が濃すぎた作品です。)
絵付け時
本焼き後(完成)
○側面に縦に撥水材(釉薬をはじく薬品)で縦線を入れて、全体に白の釉薬をかけ、外側側面に緑の釉薬をかけたものです。(3秒ずつかけましたが、撥水材をかけたところは、陶器の地肌がそのまま出ています。)
絵付け時