大宮地地区は新和町の北西部に位置し、東西を流れる県2級河川「大宮地川」に沿って集落を形成しています。川の上流には天草随一といわれる高低差15メートルの「神掛けの滝」があります。
この大宮地川は、新和地区住民の貴重な水源であることに加えて、シロウオ(春)やウナギ(夏・秋)を始め、アユ(夏)や青のり(冬)など、年間をとおして四季折々の自然の恵みを与えてくれます。
「健康で温かい、自然豊かな大宮地づくり」を活動のテーマとして振興会事業を行っています。今回は、大宮地川を活かした事業をご紹介します。
稚アユの放流(毎年4月)

体調6㎝ほどの稚アユ約1,700尾を大宮地子ども会で放流
アユ捕り体験(9月~10月初旬)




20㎝以上に成長(昨年のアユ捕り体験の様子)
11月20日(日)、大宮地地区振興会では、恒例のしんわ楊貴妃祭りにバザーの出店を行いました。今回は、手作りおでん・焼き芋・射的のほか毎年好評の「ガネ釣り体験」を実施しました。大宮地川で捕れた体長10㎝程の川ガニ(ツガニ)を竹で作った竿で釣る体験で制限時間は2分間。元気のいいツガニを釣るため子供から大人まで夢中になりながら釣り糸をたらしていました。
ガネ釣り体験(楊貴妃祭り出店)

釣ったツガニは、そのままゆがいて食べたり、ガネ汁にして食べたりすることができます。皆さんも来年は挑戦してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ先
大宮地地区振興会 TEL0969-46-2485