離島の町、御所浦・牧島地区は牧本・長浦・椛の木の3行政地区でなる、面積5.6k㎡ 周囲24.8km 人口約300人の人情味あふれる静かな地区です。
住民すべてが何らかの形で地域づくりに参加し、子供から高齢者まで笑顔になれるようなまちづくりに取り組んでいます。
しかし近年の人口減少や島外への若者流出など課題もあります。ですが牧島地区にはたくさんの魅力があります。
長浦地区には源平伝説のある静かな入り江に伝馬舟が係留されており、伝馬舟櫓漕ぎ体験ができます。

長浦地区の入り江と伝馬舟
アンモナイト館には、九州最大級直径60㎝のアンモナイトの化石が展示されており、その周辺はツメレンゲや希少な昆虫のクロツバメシジミの生息地で、これらを観察することができます。

アンモナイトの化石

ツメレンゲ
また牧島では、日本最古の大型ほ乳類コリフォドン類の化石が発見されています。
そのほかにも天然記念物のあこうの木や、希少な化石が観られるスフェノセラムスの壁などがあり、これからもこの自然豊かな牧島を振興会美化事業などを通して、住民みんなで力を合わせ守っていきたと思います。
御所浦町にお越しの際は、中瀬戸大橋をわたり牧島にもぜひ足を運んでいただければ嬉しいです。

あこうの木

スフェノセラムスの壁のパネル
問い合わせ先
牧島地区振興会
0969-67-2263