福連木地区は、天草下島の中心付近に位置し、その東の山間部には、良質な樫の木が群生する『角山』と呼ばれる広大な天然林が広がっています。
その昔、良質な樫が採れる角山が、江戸幕府の知るところとなり、角山は幕府の直轄領となってしまいました。
それまで、多くの地区民は、角山の樫を生活の糧としていましたが、幕府直轄となったことで、一切山に立ち入ることが出来なくなり、稼ぐすべを失った人たちは苦しい生活を強いられることとなりました。
そのため、多くの幼い子どもたちは子守奉公に出ることとなり、その子供たちが遠い異郷の地で、寂しさから心情を唄に託したものが、今も伝えられている『福連木の子守唄』です。
例年開催している『福連木子守唄&童謡まつり』は、今年も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりましたが、来年こそはみなさまをお迎えできるように新型コロナウイルスの終息を期待したいと思います。

ジャガイモ収穫会のようす

グラウンドゴルフ大会のようす
新型コロナの影響で、なにかとイベント実施が難しい状況ではございますが、感染防止対策をしっかりした上で、地域の子どもからお年寄りまでみんなが楽しめる行事を可能な限り開催しています。
【お問い合わせ先】
福連木里づくり振興会 TEL0969-45-0111