~地域で育てる焼酎原料米の取組み~
栖本町は不知火海に面し、温暖な気候に恵まれた自然豊かな地域です。その特性を活かし、柑橘類や野菜類といった農業が第1次産業となっています。
しかし、ここ数年少子高齢化の波にのまれ、現在、町の人口は2,026人まで減少し、高齢化率も47.4%と高い数値となっています。そのような現状から農業の担い手が減少し、耕作放棄地が増加しています。
そこで、昨年度から栖本地区振興会では、生産者の力をお借りし、焼酎の原料米(コシヒカリ)を栖本小学校5年生と共同で栽培しています。今回はその様子をご紹介します。

4月15日:田植え体験の様子

5月31日:生育の観察及びジャンボタニシ駆除

7月16日:かかし設置(栖本太鼓踊りの衣装で)

8月8日:親子で稲刈り体験(掛け干しにも挑戦)

来年の5月には、今年の米作りに関わったオリジナルラベルの焼酎が販売予定(写真は前年度分)です。
栖本オリジナル焼酎「栖本太鼓の響」は町内取扱い店にて販売を行っております。
【問合せ先】
栖本地区振興会
TER:0969-66-2293