今週の地区振興会
小宮地地区振興会
小宮地地区は、江戸時代に当時天草地域では最大の干拓とされる小宮地新田をはじめとして、「天草の米どころ」と言われるほどの穀倉地帯を擁しているコメ作りの盛んな地域です。
また、町内には住民に古くから親しまれた景勝地の竜洞山があり、山頂からは雲仙から不知火海までの景色を一望できます。その山頂の一部に、楊貴妃(よきち)と呼ばれる字名があり、近年は町興しとしての「しんわ楊貴妃祭り」が開催されています。
そんな小宮地地区には、今も数々の遺跡や伝説などがあり、それをもとに小宮地地区特有の文化財として、地域住民に紹介しています。
当振興会では、その周辺に、文化財を紹介するための看板を10年前から設置しています。昨年度は老朽化した看板の修復が完了し、文化財を多くの人に慣れ親しんでもらおうと、今年度も様々なイベントを企画しています。
しかし、今年も新型コロナ感染症により全国各地の様々なイベントが中止されている中、小宮地地区振興会および地域のイベントも中止となりました。小宮地地区の風物詩ともいえる「小宮地虫追い踊り」や「宮地浦湾仕切り網漁体験」などの春のイベントの開催については、次年度の春にご期待していただければと思います。
【毎年4~6月に開催予定のイベント】
■小宮地虫追い踊り(4月下旬)※今年度は神事のみ開催
・若い男女が太鼓や笛の音に合わせて、地域内のお寺や各地区の集会所(公民分館)などで熱狂的に踊りを披露します。華やかな衣装に包まれた踊り手とテンポの速い太鼓のリズムや笛に合わせた舞が見物です。
■宮地浦湾仕切り網漁体験(4月下旬)※今年度は中止
・小宮地地区南部にある宮地浦湾(リアス式湾)を400メートルもの長さを誇る巨大な網にて朝の満潮時に封鎖し、昼の干潮時には閉じ込められた魚が網で取り放題となる昔ながらの漁を体験できます。毎年、親子連れやカップルでの参加が多く、リピーターも多い人気のあるイベントです。干潮時の浅瀬に生きている様々な生物に触れ、海の幸を用いた料理に欠かせない“魚”という食材を得る方法を楽しく学ぶことができます。

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