大島子八幡様は国道324号線沿いにあります。創建年月日及び由来は不詳となっておりますが、一説によれば、昨年紹介した大島子諏訪神社と同じく、天草・島原の乱(1637年)後の創建と言われております。
拝殿から大島子の街並みがよく見え、天気がいいと雲仙普賢岳もくっきり見える、とても眺めのいい場所にあります。
【祇園様・観音堂】
その八幡宮社殿裏から石段を少し上ると、祇園社があります。現在は通称:八坂神社と言われているそうです。(祇園社とは八坂神社の古い呼び名だそうです。)厄災除け・商売の神様として人々の信仰を集めています。
さらに石段を上ると、多くの観音様が木々の間に祀られており、ポツンとある建物の中には、お釈迦様3尊と16羅漢が安置されています。
ここが大島子の観音堂です。
建物を囲むように祀られた多くの観音様の中に、頬に手を当てた観音様が4体いらっしゃいます。その姿から昔の人は「歯いた止めの観音様」と呼んでおり、子供の歯痛のとき、大豆を炒って年齢の数だけ観音様の前の土に埋め、『この豆が芽を出すまでは歯が痛みませんように』と祈っていたそうです。
観音堂にいらっしゃった際には、この4体の観音様をぜひ探してみてくださいね。
【お問い合わせ】
島子地区振興会 TEL:0969-52-0452