宮野河内地区振興会
宮野河内地区は、河浦町の東部に位置し、北は新和町、南は深海町と接しています。自然豊かな不知火海に面しており、タイやブリ、車エビなどの養殖が盛んです。
また、海に面する山には、デコポンなど柑橘類の栽培も行われています。このほかにも天然記念物の「貨幣石」や「ヘゴ」の自生地があるなど、自然あふれる地域です。今回はそんな宮野河内地区から、地区の祭りについてご紹介します。
○海を渡る祭礼
この祭礼の起源は、第12代景行天皇の頃になります。景行天皇が熊襲を征伐するために九州を巡幸された際に1人の女官が産気を催すことがありました。この時、島の湧水を産水として利用したことから、この島は産島と呼ばれるようになり、湧水は安産の神水として霊験があると言われるようになりました。
また、生まれた御子が島を御出立した時の海上舟航が「海を渡る祭礼」の始まりとなりました。
今年も10月に「海を渡る祭礼(産島八幡宮例祭)」が取り行われます(10月27日~28日)。
全国でもめずらしい、神輿が魚船に乗って海を渡るお祭りであるため、毎年多くの写真家が来てくださいます。今年も多くの御客様をお待ちしております。

問い合わせ先
宮野河内地区振興会
電話0969-78-0001