福連木里づくり振興会
天草町福連木地区は天草下島のほぼ中央部に位置し、東は本渡地域、南は河浦地域と官山(角山(かどやま)を含む一帯)で接しており、地区内の11集落が山あいに点在しています。昔から稲作や園芸などの農業がおもな産業ですが、現在は後継者不足や有害鳥獣被害による耕作放棄地の増加が、地域のもっとも深刻な問題となっています。
また、福連木地区では、江戸時代から福連木の子守唄が歌い継がれるなど、郷土文化が脈々と受け継がれています。今回はその郷土文化の一つである、福連木神社例大祭についてご紹介します。
○福連木神社例大祭
福連木神社は寛永十八年(1641年)に建立され、現在の社殿は文久年間(江戸末期、1861~63年)に再建されたものです。毎年10月中旬、五穀豊穣を祈願する例大祭が開催され、笛や太鼓の囃子に合わせて、鳥毛振り、獅子舞、太鼓踊りが奉納されます。
この太鼓踊り、獅子舞は安永年間(江戸中期、1772~1780年)より現在まで伝えられています。伝統ある郷土文化が今も息づく福連木へ、是非お越しください。



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福連木里づくり振興会事務局
TEL 0969-45-0111