本渡北地区振興会
人口約1万人、市内最大の区である本渡北地区は、土地区画整理事業などにより、良好で機能的な都市空間が形成されているほか、豊かな自然にも恵まれているなど、利便性が高く、大変住みよいまちです。
今回は、本渡北地区の歴史あるお寺について紹介いたします。
■ 明徳寺
向陽山明徳寺は正保2年(1645)3月に鈴木重成代官により建立されました。
写真の山門は享保2年(1714)に建てられたもので、天草に数少ない山門の中で年代的に最も古く、その造りも豪華で天草の陽明門と言われています。

作家の司馬遼太郎氏によれば、山門への石段のところどころに十字架が刻まれているとのことなので、じっくり探しながら登られてみてはいかがでしょうか。
■ 延慶寺
延慶寺は、山号は大敬山、浄土真宗の寺院です。樹齢約500年の「兜梅」で有名なお寺ですが、今回はお寺に保管されている「切支丹禁制高札」をご紹介します。
写真ではわかりづらいですが、切支丹信者を幕府へ報告した者への褒美の値段が書かれています。

本渡北地区には歴史ある史跡がまだまだたくさんあります。
現代まで続く史跡や名所をみながら天草の歴史を感じてみませんか?
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本渡北地区振興会
Tel/Fax:0969-23-4734