方  言 標準語 ・ 意味等 解説・使用例等
やうちっきゃ 家中(家族)みんな 「やうち(家内)」が「しっきゃとめ(全部)」
「やうち」には親戚も含まれる。  Dさん提供
やおいかん 思い通りに行かない
やじくらしか うっとうしい KOさん提供
やしゃ 野菜
やぜらしか うっとおしい・やかましい 「やぜらしか あっちィ いけ」
やっとか しんどい・大儀 「やっとかったなァ」相手をいたわる挨拶にも使う。
やつぼ 野壷 肥料にするために、人糞尿を野外に掘った穴に入れて腐敗させる。その名前。
やとこ 麦わら屋根の屋根替え KOさん提供
やのいお 魚の名 この魚の背中には鋭い剣がある。その格好が「矢」に似ているので「矢の魚」と言うのだろう。また、この魚の内臓を潰すと、ちょうど子供の「ションベン」の匂いがする。我々の子供の頃「夜尿症」の子供のことを「ションベンしかぶり矢の魚」と言ってからかったものだ。
やぶらか 軟らかい(やんぶらか) 転じて弱い子どもにもそう言った。 KOさん提供
やまいもほる 管巻く 酒を飲んで管巻くこと。同じことを何回も言ったり以前のことまで持ち出して、長々と管巻く様子が、「やまいも」を掘る時の様に似ているのである。
やまんかみ オコゼ魚の名前 イカナゴ網でよく獲れていた 祐さん提供
やるせんなか 恋しい 祐さん提供
やも ヤマモモ 果実の名前 
やりかけた 衝突した ほうら、やりかけた。(病院でマメな子どもが走っていて突き当たった時のおばあさんの言葉。)
やんめ はやり目(眼病) KOさん提供
やんぼしどん 山伏
やんもち 鳥もち 子供の頃はメジロ取りに行くのに自分で作ったものだ。「やんもちの木」の皮をはいで、噛み潰していくと綺麗な緑色の粘り気のある「鳥もち」ができる。それを、母達が使っていた「バニシングクリーム」と言う化粧瓶にに入れていた。