川上 豊 大正11年7月10日生 父 鶴長伊喜治 母 鶴長ミエ の五男として深海町793番地に生まる。 |
| | 長男 鶴長 千年 次男 鶴長 千憲 三男 鶴長 千隆 四男 鶴長 千明 |
叔父上は、昭和21年川上家の養子となる。 本文にもあるように、叔父上が歴史に興味をもち始めたのは14・5歳の頃としてある。 そして、 古里の山である「六郎次山」に、錦を飾って故郷に帰る。と、誓いを立てて都に出たのである。老いて再びこの故郷に晴れ晴れと帰ることができるであろうか?との危惧の念をいだきながら。 都に(大阪)に出てからは、深海の事を書き残しておかないと誰も知らないで忘れ去られてしまう。 こう思った叔父上は、新聞のチラシの裏やそこいらにある紙を見つけては、思い出すままに記録し始めたのだった。 それらの事象の一つひとつは、きちんとした歴史史誌・記録に裏打ちされまた、自分の足で現場に行き実証されたもので、叔父上の書棚にはそれらの文献本が一杯である。これは、別冊「文献一覧表」でも理解できる。 叔父上の記憶力は抜群で、電話番号を一回聞いたら覚えてしまうと言う、全く驚くべき能力の持ち主である。 これらの記録を依頼されて、ひたすらワープロに向かって打ち続けて10年、今回の本誌「どんくのつぶやき」(三分冊と資料編)の発行となったものである。 形式上不十分な点の多いことも承知で、一日も早く完成させて、主に深海の関係機関に贈呈し、 叔父上の意志を全うさせたいと思った次第である。 印刷・製本に当たり深海小の尾崎教頭先生に大変お世話になり感謝している。 少しでも深海のためになれば、叔父としても小生としても幸甚の至りである。 |
| 平成12年8月 | 鶴 長 研 治 |
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| 深海の歴史 「どんくのつぶやき」 |
| 著者 編集 印刷 製本
発行 | 川上 豊 鶴長 研治 尾崎 史憲 鶴長 研治 尾崎 史憲 平成12年 8月吉日 |