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久玉地区振興会

 

久玉ふるさと夏祭り


牛深地域の中心に位置する久玉地区から、毎年8月14日に開催している「久玉ふるさと夏祭り」を紹介します。


前回で6回目となったこのお祭りは、地域住民や帰省客が集まり、ふるさと久玉の良さを感じながら親睦を深める事を目標に実施しています。地域住民の団結力のもと、カラオケやご当地ソング「久玉城山音頭」の総踊り、毎年好評の孟宗竹を使った2列のソウメン流しなど、プログラムを工夫して実施しています。また、会場では竹灯籠で迎え火、手作りのプールに精霊船を浮かべて送り火を表現しています。


 年々地区内にある介護施設からの見物も多くなり、「地域を挙げて!」の行事になっています。

迎え火 送り火
     迎え火の竹灯籠       送り火の船を浮かべたプール


久玉城山音頭総踊り そうめん流し
  「久玉城山音頭」総踊り          大好評のソウメン流し


コーラ早飲み カラオケ大会
 コーラ早飲み参加の子供達         カラオケ大会



                    問い合わせ先
                    久玉地区振興会
                    TEL:0969-72-5000

久玉地区振興会


 久玉地区は、天草市の最南端である牛深地域の中心にあります。天草最古の海城『久玉城』の歴史をもち、今でも門前町の面影をたたえる地区です。


久玉湾


 今回は久玉地区に伝わる「河童の伝説」を紹介します。


河童の伝説


 久玉地区には河童に関する伝説が数多く残っています。春秋の彼岸の夜、「ヒョン」「ヒョン」と声がすると、「カッパさまが騒いでおる」と言ったそうです。また、春水が温むと河童が水の神となって田に下り、秋には田の豊作を見届けて祭り太鼓に送られ山に帰るという、春秋交替の神の話もあります。


 それらの伝説の中で最も有名なのが、「河童の証文」です。


 久玉町上揚に「河童の証文」という縦60センチ、横80センチ、厚さ4センチの証文石があります。先祖が船で夜釣りに出かけたら足を引っ張られたので、逆に河童の腕を引き抜いて持ち帰ったところ、河童が「腕を返してくれ」と二つの石を持って頼みにきたそうです。石には「これが腐るまで人間には危害を加えない」と刻んであり、一個を置いて一つは河童が腕と一緒に久玉湾に持ち帰ったと伝えられています。


久玉 河童の証文


問い合わせ先

久玉地区振興会
Tel:0969-72-5000

 〇久玉地区は、牛深地域の中央部に位置し、室町時代に築城された我が国最古の海城と言われる久玉城跡地やキリシタン禁制のため建立された浄土宗の山門につながる参道の石橋で、「寺橋」「欄干橋」とよばれる眼鏡橋など、県・市指定の文化財が多く点在します。


                 眼鏡橋(市指定史跡)

     眼鏡橋


 〇内の原地域では、「五穀豊穣」を祈願し、笛、太鼓、笹の葉で追い払ったとされ、「虫追いどん」として、十五社宮で奉納神事が行われています。


                内の原虫追い(市指定無形民俗)

内の原虫追い 内の原虫追い(2)


 〇久玉地区振興会では、「『地域を挙げて』が実感できるまちづくり」をテーマに、高齢化が進む久玉町を盛り上げようと、グラウンドゴルフ大会や久玉史跡めぐりのウォークラリーを実施しています。また振興会で作った「久玉城山音頭」で元気を出そうと4年前より、お盆に「久玉夏祭り」を復活させ、帰省客や世代を超えての交流を増やす活動に取り組んでいます。


GG大会 久玉夏祭り


【お問い合わせ】

 久玉地区振興会事務局 TEL:0969-72-3201

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