3月22日金曜日、いよいよこの日がやってきました。
男子10名、女子2名、計12名の大江小学校の卒業生を送り出す日です。
今年の行事は本当に天気に恵まれました。前日は風が強く、寒さが心配でしたが、当日の早朝は晴天。式が始まる頃は、曇り空でした。今年の桜の開花は例年より2週間近く早く、熊本では日本一の早さで満開宣言が出された日でした。
10時から開会。初めは担任の先生と、12名の卒業生の堂々たる入場です。
この一年間は、最高学年として、部活動に、委員会活動に、縦割り班活動・掃除に、登校班長として等々・・・・本当に大活躍をしてくれました。小規模校の宿命として、全員の子どもたちが、それぞれリーダーにならなければいけません。この1年間を通して、一人一人の子どもが立派にその役目を果たし、大きく成長したことを入場の姿を見ながら実感できました。
この一年で、ずいぶん顔つきも凛々しくなりましたね。
「最後の卒業式」に参加されませんか?という呼びかけを行いましたので、保護者以外の方も、来られていました。大江小で退職された校長先生も来られていました。
式辞の中では昨年iPS細胞でノーベル賞を取られた中山伸弥教授の「高く飛ぶためには低くかがむことが必要です。」「マラソンは勝ち負けだけじゃない、あきらめず最後まで走り抜くことが大事」という言葉を紹介しました。
卒業式の子どもたちの歌を聴きながら、大江の子どもたちの素晴らしい歌声もこれが最後かと、しんみりとした気持ちになりました。
呼びかけの途中では、涙で大丈夫かなと心配な箇所もありましたが、最後まで全員が自分の役目を果たすことができました。
在校生もいい顔をしています。
12名の素晴らしい子どもたち。きっと中学校でも、それぞれの立場で大活躍してくれることと思います。期待しています。
式の最後は涙雨に。本当に心に残る卒業式でした。