本当に嬉しいニュース!

全線開通前日に大震災。。。。
開通の華やかな話題は完全に吹き飛び
式典は自粛、、、
震災の影響もあり最初は利用客も伸び悩んだという九州新幹線。。。。

時の不運がなんともかわいそうって
思っていました。

でも、ご存知でしたか?

九州新幹線ののCM(含む一連のキャンペーン)
関東では、目にする機会がないにも関わらず
実は密かに広告系で話題を呼んでいました。

CMの映像がYouTubeにupされてからは、
・九州行ってみたくなる!
・九州ってすごく人が良さそう!
・九州が一つになっている感じが出ている!
・なんだか元気になる!
・・・・って。
私も、見たときなんだか涙が出てきましたよ。。。

CM動画 ↓
kushu

これ、九州ではたくさんOAされていたのでしょうか?

テレビでは一回しかOAされてないと聞いてますが、
全国ネットレベルの価値があるともっぱらの評判でした。


その九州新幹線全線開通のキャンペーンが、
最も権威のある広告賞、カンヌ広告祭で
なんと、『金賞』を受賞!!!!

嬉しい〜!!

震災後の日本を元気にしてくれるようなこのCM動画、
九州新幹線は、
震災後の日本に明るいニュースを運んでくれました!

おめでとう九州新幹線!!
ありがとう九州新幹線!!

九州から元気をもらって、がんばりましょう日本!です。


震災の被害は大きく未だ尾をひき、復興への道のりはまだ長いのですが、
いつでもそう、ピンチには一方でチャンスもつきものです。

英ファイナンシャルタイムズ紙の記事によると
2005年、ハリケーンカトリーナの被災地から起業家がたくさん生まれているとのこと。
(実は、私の大学時代の友人の弟さんのその一人。
当時留学中で被災し、その後起業。軌道にのっていまグリーンカードを取得中です)。

米ハーバード・ビジネススクールのトム・ニコラス准教授は、
関東大震災の後日本では特許申請が3年で7割も増え復興を支えたという分析から
「今回も日本は必ず復活する」と念を押しています。
また、当時のウォール街が日本をどう見ていたのかを示す資料には
「4年で2度の危機を克服したまれな国」と残っています。

竹中平蔵氏も、先日海外でのコンファレンスでスピーチし、
海外が異口同音に述べていたのは「日本は大変だがチャンスでもある」とのこと。

最近新聞を読んでいると、私の意識がそうだからかもしれませんが
そういった震災に関連して新たに「キテルキテル!」という小さな記事が目につきます。

「参入」とか
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「商機」とか
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「開拓」とか
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これ以上失う物がなくなったところで、新たなニーズが生まれてくる。
東北でも、全国的にも、もちろん電力のことだけとっても、
日本にそういった新たな芽が大いに公正に育つときなのだと思うのです。
(起業のチャンス、同時に投資のチャンスもありますよね!)

また、今回の大震災は、日本でもあまり知られていなかった
東北の小さな町の名を知らしめることにもなりました。
これはポジティブにに考えると今後にプラスになります。
復興についても注目され続けるはずなので
これを日本の底力で(民間の、現場のね)やってのけたあかつきには、
観光客が集まったり、特産品が買われたり、
きっと震災前よりぐんと地ブランド力が上がると思うのです。

本当に犠牲は大きく、今でも涙が出てくる事がありますが
禍転じて福となす、これが犠牲に対してのこれからの日本の責務だし
今年世界で一番の援助を受けた国になった日本の責務なのですよね。

いままで信頼してきたものが崩れた。
ですから、チャンスなのです。誰でも。

がんばりましょう日本!です。


(これをわかっていないのは政治。
不信任案?この非常時にまで政局か。。。。
もう期待も信頼もしていませんが、頼むから復興を妨げないでと言いたい。)

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週末は、旦那さんと一緒に東をどり♪
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                            (写真は拝借)
江戸の粋を伝える、新橋芸者さん総揚げの華やかな舞台です。
ドンペリや料亭の懐石弁当が供され、旦那衆やよその舞妓さんの姿が私たちにとっては別世界感。
それにしても、やっぱり日本人の日本髪と和装は最強。
会場で、ドレスで着飾ったモデル風美女も、しっとりした日本髪和装女性の前には霞みます。
日本人でよかった〜。
着物たくさん着ようっと。
メトロ(地下鉄)ホーム。

普通にある風景、キヨスク。
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アラブ系ビジネスマン風3名様が
キヨスクを指差したり覗き込んだりしながら
「アレヤコレヤ(←あちら方面のコトバはわかりません!)」
真剣に話しておられました。

なんだろ?と思い近づいて眺めていたのですが、
その会話の内容は、要約するときっとこんな感じ。
「この小さなスペース、店員一人でなんて効率的な店舗機能!」
「新聞から文房具、ネクタイ、計算機、乾電池に軽食まであるぞ!」
「いったい何アイテムあるんだ?」
「在庫スペースはどこだ?」
「それにしても見事に計算された陳列!」
コトバはわかりませんが、絶対こんな内容だったはず!(笑)

普段全然気に留める事もありませんでしたが、
確かにキヨスクってすごい。
コンビニのフェイス同様(よりもっと?)
計算され尽くしているのかも。。。

先日のセミナーで
「いま、Value of JAPANの危機」
という話題が出て、確かにそう。
日本のバリューってつきつめたら何かな?
とうっすら考えておりました。

効率化、高機能・多機能化は間違いなく日本のバリューですよね。
いわゆるトヨタとかソニー的な。

安心安全信頼、これも日本のバリューでしたよね。
原発事故までは。。。

あとは、おもてなし、おもいやりの心。
最近は、これがわかる外国人が増えているのを感じます。
無形ですが、海外に輸出して価値のあるものだと思います。

“美”についての感覚、デザインの現場でよく聞く事があります。
アメリカ人にデザインのプレゼンをするときは
「この対比は黄金比ですし、カラーはこういう理由でここに使っています。よってこれは“美しい”のです」
と、論理的に説明が必要、と。
日本人は、禅ではありませんが、
不立文字、言葉にしても伝える事ができない“美”を、
肚で理解することができると思います。
もちろんそれぞれの国の歴史、背景、経験がありますので
どの国の感性が一番、って比較することではありませんが、
日本の美はなかなか手強いと思っています。

それから職人さんの技みたいなものも絶対に大きな日本のバリューだと思います。
これは、イタリアのように
うまいブランドづくりやビジネス力が備わってこなかったのが
もったいなく、なんとかしたいところではありますが
絶対失えないバリューだと思っています。

もっといろいろありますよね!
やっぱり日本って大好きです。
誇りをもって
がんばりましょう日本!です。

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GW突入ですね!
今日は、まつ毛(エクステ)もネイルもばっちり準備完了。
明後日から一週間、遠出の予定です。
(PC一つ持っていけばだいたい何ごとにも対応できますから。)
日記の主旨を変えたので旅行日記は書きませんが、
「一日一生」で元気にいきます!

みなさまも良い連休をお過ごし下さい(*^-^*)





先週チャリティセミナーに参加。会場となる六本木ヒルズへ。
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いつものように気持ちの悪いクモの巨大オブジェがお出迎え。
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自家発電しているヒルズですが、やっぱりちょっと暗め?
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今回のテーマは『新しいニッポンを創るために!』
竹中平蔵氏 × 米倉誠一郎氏
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実は私、米倉ファンです。
インテリジェンスとちょっと痛烈なユーモア、
語り口や佇まいにもセンスが溢れていてステキです。
(今回は爆発ぶりがいまいちでしたが。)
 

さて、このセミナー、ざっくり要旨をまとめたいのですが、
なんせコトが大きすぎ、また明確な正解もないため(或いはたくさんあるため)美しく完結しません。

それぞれがそれぞれの立場で、消化する。という感じです。
一応、備忘録的にセミナー内で上がった項目、心に留まった事を無秩序にメモ。

◎いま、「Value of JAPAN」の危機

◎犠牲者が多く出て、不十分な問題も残してはいるが、6〜8年に一度の頻度で被害地震(一度に死者を50人以上出す地震)を経験してきている日本は、ちゃんと経験をいかし、有事に正しく機能できた。
交通、ガス、建物(東京は震度5強でも壊れなかった!)、通信、等々。

◎復興する東北を、世界から見てうらやましがられる地域に

◎TPPの判断は先送りするのではなく、経済復興の為にもTPP対応型農業を宣言してほしい

◎復興税に賛成か反対か?
よかれ、我慢すべきとの思いが国民にあるだろうが経済の原理原則に反している。
原理原則に反して情緒に流されると根本からおかしくなる。

◎復興10兆円。1ショットの支出には1ショットの調達を。
(子ども手当5.5兆円は毎年行おうとしているのに、なぜこの支出ができないか。。。)

◎1923年の関東大震災後、帝都復興院後藤新平が復興史という成功と失敗について書いた本を編纂。
それが、日本を助けてくれた諸外国への恩返しだった。

◎2011年、日本は世界で最大の援助を受ける国になる。
援助してくれた諸外国に対し、構想力を発揮して5年後、10年後、結果を示す必要がある。

◎メディアは本物の専門家を選んでいない。それが混乱を招く。メディアの責任重い。

◎グローバルサプライチェーンにおける日本の位置づけの大きさを実感。
(でも、ビジネス力が足りなかった!)
阪神淡路大震災後、神戸港が釜山にとってかわられ、その後釜山から地位を取り戻せていない。
(現在、神戸港世界49位、釜山港2位)

◎選択と集中の良い機会。
取って代わられてしまうものは捨て、唯一のもの、高付加価値のものに集中しよう。

◎日本は変わるチャンス。原発さえなければ・・・。

◎戦前と戦後の日本のパラダイムチェンジについて。
当時、井深大は37歳。盛田昭夫は24歳。本田宗一郎は39歳。
(松下幸之助は51歳。堤康次郎は51歳。)
堤康次郎は、終戦直後「皇族が土地を売りに出す。全て買い上げよう!」それがプリンスホテルになる。

◎若者はチャンス!
東電にもとってかわれる!
これを契機にどんなビジネスが構築できるか?次の時代はどうなっていくか?どうするか?

◎電力会社は必要だが、それが東電である必要はない。
電力の自由化に東電の反発。
こうなったいま、キリンや新日鉄、六本木ヒルズは自家発電し、東電に売電している。

◎ソーシャルメディアの時代を実感
この体験を今後のヒントに。

◎BOP(bottom of the pyramid。途上国の低所得者)と思っていたものが今後の最先端に?
蛍光灯より反射板。

◎復興の具体プランの決定プロセスについて
会場参加者に、福島の温泉旅館の方がおられ、「日々復興のプランを一生懸命話し合っているが、国の動きもわからないし、具体的にすすめられない。。。」の意見。
竹中氏「国が何をしてくれるかではなく、私たちにこれをやらせてくれ!と地域から声を上げ知事が発言するのが一番いい。国も動くはず。」
 
◎原発について
脱原発派の米倉氏に会場参加者から「30%を担っている現状、原発ゼロは非現実的」の意見。
米倉氏「消費電力を10分の1にすればいいではないか。現状と比較すべきではない。どこに向かうのかが大事。松下幸之助は、3%のコストダウンは難しいけれど、30%はできる(つまり発想の問題)と言った。諦めないで。」
 

 
実は、、、、、このセミナー、ustreamで配信されています★
お時間ある方、ご興味ある方、ご覧になってみてはいかがでしょう。
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本当に便利な時代になりました。IT技術の進化、そしてフリー経済の恩恵享受!


まだ書きたい出来事、内容があるのですが
どうやら文字数が一杯みたいなので、またあらためて…(ノ_・。)

本当にターニングポイントです。
よりよい未来の像がどんなカタチをしているのか、
それはまさにこれから創るのですから、しっかり見据えて
がんばりましょう日本!です。


アメリカの、Operation TOMODACHI(友達作戦)

震災後、アメリカの素早い機動力と大掛かりな支援の数々、
実際、やっぱりすごい!頼もしい!
平常時はお互いいろいろあるけれど
困った時は助け合う、ってこういうことだなぁ〜って。

素直に受けとめてありがたいなと思っていました。

仙台空港がめちゃくちゃになってどうしたものか、の中
「まずは滑走路部分を片づけて機能させよう!」
と、真っ先に提案して動き出してくれたのが米軍だったそうです。
結果そのとおり。
仙台空港は人道支援物資等輸送の拠点として大いに機能。
復旧した空港の姿に驚きと希望を持ちました。
経験(米軍の)ってこういうことか、とも思いました。。。

そんな仙台空港の復旧を支援してくれた米軍司令が
仙台の海岸に
ARIGATO
の大きな文字を発見したそうです。


ここはただ素直に、ありがとうです。
オトナになると(笑)、削ぎ落としたこういうシンプルな言葉ほどグッとくるんですよね☆

感謝すべきはちゃんと感謝を表現しながら
がんばりましょう日本!です。



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