震災の被害は大きく未だ尾をひき、復興への道のりはまだ長いのですが、
いつでもそう、ピンチには一方でチャンスもつきものです。
英ファイナンシャルタイムズ紙の記事によると
2005年、ハリケーンカトリーナの被災地から起業家がたくさん生まれているとのこと。
(実は、私の大学時代の友人の弟さんのその一人。
当時留学中で被災し、その後起業。軌道にのっていまグリーンカードを取得中です)。
米ハーバード・ビジネススクールのトム・ニコラス准教授は、
関東大震災の後日本では特許申請が3年で7割も増え復興を支えたという分析から
「今回も日本は必ず復活する」と念を押しています。
また、当時のウォール街が日本をどう見ていたのかを示す資料には
「4年で2度の危機を克服したまれな国」と残っています。
竹中平蔵氏も、先日海外でのコンファレンスでスピーチし、
海外が異口同音に述べていたのは「日本は大変だがチャンスでもある」とのこと。
最近新聞を読んでいると、私の意識がそうだからかもしれませんが
そういった震災に関連して新たに「キテルキテル!」という小さな記事が目につきます。
「参入」とか
「商機」とか
「開拓」とか
これ以上失う物がなくなったところで、新たなニーズが生まれてくる。
東北でも、全国的にも、もちろん電力のことだけとっても、
日本にそういった新たな芽が大いに公正に育つときなのだと思うのです。
(起業のチャンス、同時に投資のチャンスもありますよね!)
また、今回の大震災は、日本でもあまり知られていなかった
東北の小さな町の名を知らしめることにもなりました。
これはポジティブにに考えると今後にプラスになります。
復興についても注目され続けるはずなので
これを日本の底力で(民間の、現場のね)やってのけたあかつきには、
観光客が集まったり、特産品が買われたり、
きっと震災前よりぐんと地ブランド力が上がると思うのです。
本当に犠牲は大きく、今でも涙が出てくる事がありますが
禍転じて福となす、これが犠牲に対してのこれからの日本の責務だし
今年世界で一番の援助を受けた国になった日本の責務なのですよね。
いままで信頼してきたものが崩れた。
ですから、チャンスなのです。誰でも。
がんばりましょう日本!です。
(これをわかっていないのは政治。
不信任案?この非常時にまで政局か。。。。
もう期待も信頼もしていませんが、頼むから復興を妨げないでと言いたい。)
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週末は、旦那さんと一緒に東をどり♪
(写真は拝借)
江戸の粋を伝える、新橋芸者さん総揚げの華やかな舞台です。
ドンペリや料亭の懐石弁当が供され、旦那衆やよその舞妓さんの姿が私たちにとっては別世界感。
それにしても、やっぱり日本人の日本髪と和装は最強。
会場で、ドレスで着飾ったモデル風美女も、しっとりした日本髪和装女性の前には霞みます。
日本人でよかった〜。
着物たくさん着ようっと。