11月5,6日に、球磨郡五木村で『全国子守唄サミット&フェスティバル2011in五木』が
開催されました。全国の加盟6市1村の持ち回りで開催しているこの大会も今年で23回目
をむかえ、天草市からも福連木子守唄保存会と福連木小学校が参加しました。
時折小雨の降る中、五木村の子守唄公園特設会場に詰めかけたたくさんの観客は、哀
愁ただよう各地の子守唄に酔いしれていました。
保存会に加えて、福連木小学校も朝から大型バスで駆けつけ、疲れも見せず、立派に福
連木の子守唄を披露しました。
会場に詰めかけたたくさんの観客のみなさんです。
福連木子守唄保存会のみなさん
福連木子守唄保存会のみなさん
福連木小学校の児童と先生総勢29名で参加しました。
福連木小学校のみなさん
1年生から6年生までみんな練習どおり上手に歌えました。
福連木小学校の皆さん
来年は、長崎県島原市で開催が決定し、サミット旗が伝達されました。
また、共同声明が下記のとおり発表されました。
共同声明
長崎県島原市、和歌山県岩出市、大分県佐伯市、静岡県沼津市、熊本県天草市、
岡山県井原市、熊本県五木村は、平成23年11月6日、熊本県五木村に集い第23
回全国子守唄サミットを開催した。
全国各地で古くから歌い継がれてきた「子守唄」は、私たちに安らぎと優しさを与え
てくれるものであり、故郷や父母、祖父母を思い起こさせてくれる心のふるさとである。
この貴重な文化遺産を末永く後世に引き継いでいくため、子守唄の発祥の地という
縁で結ばれた6市1村は、さらに友好の絆を深め、協議会の参加団体の拡大を進め
るとともに、継承・普及という共通理念のもと、人々の礎である「子守唄」の心と、愛情
あふれる地域文化の発展に努めていくことを、ここに確認した。